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YACさがみはら分団 8月度活動報告

8月度例会:『写真機をつくる』
日   時: 2003年8月10日(日)午前10時〜午後1時
場   所: 青少年学習センター 大会議室(矢部)

【作り方】
 まず摩りガラスの4辺にプラスチックの枠を両面テープでつける。黒い色の工作用紙を切って、図のように折り曲げ、点線の位置に枠付の摩りガラスを両面テープで着け、印画紙を挿入する隙間を残して箱を作る。印画紙挿入の所は、2本の黒いアングルで図のように作り、黒の羅紗を貼って、光の侵入を防ぐ。最後に後ろのふたを作って完成。針穴の所はまず8ミリくらいの穴を紙に開け、そこにアルミ箔に針で0.3ミリくらいの穴を開けたものを貼り付ける。シャッターは黒い紙を使って、手動。

【写してみました】
 穴が大きいと、像はよく見えるがぼやける。針の穴にすると、光が弱く、見えにくいが、印画紙を入れて2分間くらい露出し、持ち帰って自宅で夜、現像してみた。印画紙の出し入れは腕が入るカメラ用の操作袋を使用した。

【現像の結果は?】
 7人作って写してみて、3人だけが像がよく分かるように写っていた。あとの人は、光漏れで、印画紙が全面黒くなっていた。実際に像を見ることが出来て、しかも印画紙を出し入れする構造は、少し工作がむつかしかったかも知れませんが、うまく光が入らないように作れば、写すことが出来ることが分りました。一番良く写った今井美香さんの写真(一部、黒白は反転)を見て下さい。これは学習センターの窓から写した外の土木機械です。

 露出時間など、予備実験をしなかったので、田ノ下潤一君とお父さんに試して頂き、今日郵送して貰った印画紙を早速現像してみました。20秒では短く、40秒では少し長いようでしたが、家並みや自動車などが良く写っています。黒白反転してみましょう。失敗した写真も同封しますので、比較してみて下さい。<澤井>

例会の様子
ちゃんと作れたかな?

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熱気球に乗ってきました

 昨年お世話になった宇都宮バルーンクラブの佐藤さんからの招待を受けて、8月3日に渡良瀬遊水池に行って、原さん、奥村さんと私の3人で熱気球を楽しんできました。相模原分団は、法人会員になっていますので、時々このような招待があります。交通費や、宿泊費などがかかりますが、ご希望の方にはご連絡しますので、ご連絡下さい。<澤井>

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立科キャンプの報告

 8月21日(木)〜23日(土)の2泊3日で相模原市民・たてしな自然の村でのキャンプに行ってきました。参加者は金井駿典、公亮君、樋口正司、潤司君、田ノ下潤一君、高橋雄一君、谷口美咲さん、小林沙織さん、米村優花さんと、成年団員の奥村さん、後藤さん、リーダーの鈴木さんと私でした。それと、三鷹の国立天文台の観望会の内藤誠一郎さんと佐藤文香さんのお二人が、わざわざ参加して下さいました。内藤さんは電波天文学が専門で、今ALMA計画という、南米のアンデスに巨大な電波望遠鏡を作る仕事しています。

みんなで記念撮影
みんなで記念撮影

 21日の朝8時に相模原駅を出発。八王子で待っていた田ノ下君と合流し、スーパーあずさ3号で茅野へ。茅野から諏訪バスで東白樺湖まで約1時間。先に車で到着していた奥村さん、後藤さん及び長谷川リーダーの出迎えを受けて、湖を眺めながら昼食。ここから自然の村までは約6キロあるので、交代で奥村さんの車で送ってもらって、午後2時前には全員自然の村に到着しました。
 午後の遊びは水ロケット。鈴木リーダーの指導で、持参したペットボトルが無くなるまで作り、駐車場で飛ばしました。風向きを見て、木や建物にかからないように上に向けて発射。自然の村の従業員の皆さんも見物に来てにぎやかでした。
 この日のロケットは、相模原で飛ばすよりもうんと高く飛びました。標高が高い(1500メートルくらい)ので重力が小さく、又、空気が少し薄くて抵抗が少ないなどのためでしょう。あまりにもよく飛んで、思いもかけないところで見つかったこともありました。パラシュート付のロケットの実験では、壊れた傘を使ったパラシュートが意外によく開くことが分かり、良い経験となりました。

 おいしい夕食を食べている時に天文台の2人の方が到着。夕食後はキャビンで早速、惑星の軌道の説明をして頂きました。持参したパソコンのソフトを使って、太陽系の惑星の動き速くしてを上から見たり、冥王星から地球を見たりすることが出来て、とても面白く聞きました。話題の火星の大接近も、パソコンで地球と火星を動かしながら説明していただいて、大変よく理解出来ました。  1時間ほどお話しを聞いてから外に出て見たら雲が多くてだめか、と思いましたが、すぐに東の方の雲が切れて火星がはっきり見えるようになって大喜び。10時を過ぎる頃からは空気の揺れもなくなって、観測にとても良い条件になりました。火星の中の黒いところも見え、又、空の宝石と呼ばれ、宮沢賢治の話にも出てくるアルビレオも、びっくりするほどきれいに見ることが出来ました。我々が寝たあとも天文台の2人は1時過ぎまで見ていたそうです。

おいしい夕食
おいしい夕食

 22日はハイキング。朝7時に天文台の方が帰途につくのを見送って、後藤さん特製の飲み物をそれぞれ水筒に入れて、9時半から御泉水自然園に向けて出発。登り口がわかりにくかったけど鈴木リーダーが探してくれて、なんと意外にも牧場の中を通るとのこと。柵に設けられた乗り越え用のはしごを登って中にはいり、牛の糞があちこちにある中を、後藤さんから色々と動物の話や環境の話などを聞きながら登って行きました。蝶などの昆虫が大変多いのにみんな驚きました。250メートルくらい登って、ゴンドラリフトの終点に到着。見下ろすと、女神湖がきれいに見えていました。
 ここからは比較的平坦な道で、もう自然園の中です。ビジターセンターで待っていた奥村さんと長谷川さんと一緒になり、お弁当を食べました。これは数少ないコンビニを鈴木さんが探して、事前に注文しておいたもの。大変おいしかった。自然園の中では、色々な植物の名前を覚えました。木の葉の裏を見て、これは「ウラジロモミ」だと教わって、名前を覚えたりもしました。
 2日目の夜も長谷川さんのお話で星の勉強。地球の軌道は殆ど円に近いが、火星の軌道は楕円で、動きは地球が火星の2倍くらい速くていつも火星を追いかけていて、火星の近日点の近くで接近する時に大接近になることや、このときには太陽の反対側だから真夜中になるなど、分かりやすく教えて頂きました。最後に長谷川さんが10年かかって自分で毎月写した太陽の写真をみんなに配って、太陽の大きさが大きい時と小さい時(3%くらい違う)があり、これから地球の軌道が分かることの話をして頂きました。話のあとは、花火で遊びました。

自然がたくさんありました
自然がたくさんありました

 3日目は、いよいよ帰宅する日。奥村さんと長谷川さんは、第2蓼科牧場の近くにあるパン屋さんに前日頼んでおいたパンを取りに行ってから、町の肉屋さんで揚げたてのメンチカツを買って白樺湖まで届けて下さいました。他の人は女神湖の散策。
 バッタや蝶を捕まえるのに夢中になったり、カルガモと遊んだりしてあっという間に時間がたち、蓼科牧場からのバスで白樺湖に。ここで、又昼食ののち、茅野にバスで下って、特急あずさで八王子には午後5時に到着。八王子からは最寄りの駅で別れて無事に全員帰宅しました。今度のキャンプでは団員はみんな保護者が同行しませんでしたが、とても立派に行動してくれました。  天文台の内藤さんと佐藤さん、戸外活動の指導をして頂いた後藤さん、車でいろんな道具やみんなを運んで下さった奥村さん、面倒な会計や細かく気配りして頂いた鈴木さん、及び天文の解説をして頂いた長谷川さんにお礼申し上げます。それと、金井駿典君がサブリーダーの役割を進んでやってくれて感心しました。<澤井>

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夏休み中の分団員の活動

 夏休み中に数名の分団員が下記の活動に参加されました。立派な報告を書いて頂きましたので、見て下さい。年令制限などから、今年は参加出来なかった団員も、この報告を読んでいつか参加するように楽しみにして下さい。
 今年は分団行事と重なり、リーダーは参加出来ませんでしたが、この報告書を見て、どんどん成長している様子が分かって、嬉しく思いました。

スペースフレンズ20038月22日〜24日YAC服部雄一郎君(小5)
スペースフレンズ20038月22日〜24日YAC大江悠太君(小5)
君が天文学者になる4日間7月23日〜26日三鷹天文台園田容子さん(高1)
君が作る宇宙ミッション8月18日〜22日宇宙科学研究所園田容子さん(高1)

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