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YACさがみはら分団 2017年2月 活動報告

2月例会: 『液体窒素の実験』
日   時: 2017年2月19日(日)
場   所: 相模原市環境情報センター
参 加 者: 団員24名、団員家族その他25名、体験入団者0名、リーダーおよびサブリーダー8名  合計 57名

はじめに新しく入団した団員二人を紹介して例会を始めました。
液体窒素はマイナス196度の液体で、銀色の丸い大きな入れ物に入っています。 最初に、実験する様子がよく見えるようにガラスの瓶(ディワー瓶といいます)に、運搬用の容器から液体窒素を移しました。 すると液体窒素が激しく沸騰しましたが、しばらくすると落ち着きました。これは-196度の液体窒素が室温のディワー瓶に触れたときに温度の差が200度以上あるために、 熱したフライパンに水を注いだときと同じように沸騰するためです。 保存容器のふたは密封してなくて、ただ軽く乗せているだけです。普通の瓶のように密封すると大きな圧力がかかって危険です。 今日使ったディワー瓶は外側に乾いた空気を入れてあるので空気中の水分が露になってつくことがなく、きれいに観察することが出来ました。
まずバラの花を入れるとどうなるか、取り出して花びらが簡単に落ちたり、割れたりする様子を見ました。 このほかに、生卵、ゴム風船、シャボン玉、缶入りのコカコーラ、など色々なものを入れてみました。そしてどうしてそのような変化が起こるかを、リーダーが出来るだけ易しく説明しました。 液体窒素で冷やしたバナナはとても堅くなり、金槌のように手で持って板に釘を打つことが出来ました。 液体酸素も作ってみました。小さい試験管を液体窒素の中に入れて、その中に酸素の缶からガスを吹き込むと薄い青色の液体がたまりました。 これが液体酸素で、その沸騰点は-183度ですから液体窒素よりも高い温度で液体になります。この液体酸素は磁力があって強い磁石で動かすことが出来ます。 次に乾電池の実験をしました。乾電池で豆球を点灯しておいて乾電池を液体窒素に入れると、それまで光っていた電球が消えてしまいました。 その理由は乾電池の中には電子を帯びたイオンがあり、それが動くことで電流が流れるのですが、その液体が凍ってイオンが動けなくなるためです。 最後にマシュマロを凍らせて、みんなで食べました。水を含んだ食べ物はマイナス196度になると口に入れると危険ですが、マシュマロは水を含んでいないので安全なのです。
実験を終わって、残った液体窒素は最後に床に撒きました。小さい水滴のようなものが一面に飛び散って、ころころと転がってゆくのをみんな大喜びで追いかけていました。このようにして午後4時頃に今日の例会を終わりました。


参加団員の感想
・花火を液体窒素に入れて消えなかったのが面白かった。
・液体窒素の実験をして液体窒素が-196度であることを知ることが出来ました。
・線香を缶の底に付けると明るく光ると言うことが面白かったです。
・液体窒素を床にぶちまけたところがとても面白かったです。
・いろいろなものを入れたり出来て楽しかった。
・すごかった。
・知らないことが知れてよかったです。
・消しゴムドカーンがやりたかったから出来てよかったです。
・液体窒素についいろいろ知れて楽しかった。(花火は液体窒素の中でも消えないことに驚いた。
・-196℃の液体窒素の中にいろいろなものを入れたので楽しかったです。またやりたいです。
・液体窒素は-196度というのを初めて知りました。(つめたーい!!)
・液体窒素は冷たかった。楽しかった。
・風船を液体窒素に入れる実験がとても面白かったです。ほかにも最後に液体窒素を床にばらまく実験が面白かったです。
・知らないことが多かったので、よかった。
・液体窒素のことをいろいろ知れてよかった。
・風船を凍らせて液体の空気が出てきてびっくりした。液体の空気は水のようだった。
・液体の酸素の色を見れてよかったです。色々なものを液体窒素の中に入れて楽しかったです。マシュマロもとてもおいしかったです。またしたいなーと、思いました。
・自分が普段なかなか目に出来ないことをたくさん見られてました。液体酸素の色が薄い水色だと言うことは知らなかったので、これからは頭に入れておきたいです。



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