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2月:例会 | 『静電気実験』 |
日 時: | 2016年2月21日(日) |
場 所: | 相模原市環境情報センター |
参 加 者: | 団員25名、団員家族26名、 体験入団者2名、リーダーおよびサブリーダー9名 合計 62名 |
午後1時半に会場に集合して、今日の資料を配付した後に例会を始めました。
前半は箔検電器の製作で、配布した材料を使って組み立てました。まずアルミ箔を保持するためのホールダーを作りました。塗装してないダブルクリップに開けてある穴に3ミリのボルトを通してナットで締め付けます。このボルトをナットとワッシャーを使って300ミリリットルのガラス瓶のふたに取り付けました。多くの子供たちは説明図を見ながら自分で組み立てましたが、中には構造が理解できなくて苦心している子供もいました。この装置にきれいに短冊形に切ったアルミ箔を2枚重ねてとりつけます。それを300ミリリットルのガラス瓶にかぶせてできあがりです。
後半は静電気を起こす実験ですが、子供たちがふざけても危険のないようにプラスチックの棒でなく細長いゴム風船を使ってポリエステルの布などでこすって静電気を発生させました。空気が乾いているこの時期では静電気が起こりやすいのです。このゴム風船をみんなが作った箔検電器の金属のところに近づけるとアルミ箔が生きているかのようの左右に開きます。開いたアルミ箔は金属部分を指で押さえると静電気が指から床に伝わって、閉じてしまいます。
電気くらげの実験では薄いポリエチレンシートの端を結んで、他の端を細く切り裂いてクラゲを作りました。これを空中に投げて浮かし、その下に静電気を帯びたゴム風船を持って行くと空中に浮かんでちょうどクラゲが海中に浮かんだようになります。
今日の静電気の実験ははじめは大変うまくいっていて、ゴム風船を1回こすっただけで静電気が発生していました。ところがしばらくすると、何回もこすらないと発生しなくなりました。これは大勢の人が狭い部屋に集まって活動していたので部屋の湿度が上がっていたためでした。はじめは湿度40%くらいでしたが、2時間もすると55%にまで上昇していました。冬の乾燥した時期は静電気の実験に好都合と考えていましたが、密閉性のいい部屋はよくないことが分かりました。こんなことを学びながら今日の例会を終わって、解散しました。
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