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10月:例会 | 『相模原フェスタの水ロケット体験支援』 |
日 時: | 2015年10月31日(土) |
場 所: | 相模原市さがみはらフェスタ会場 |
参 加 者: | 団員3名、団員家族その他21名、 リーダーおよびサブリーダー9名 合計 33名 |
この活動は相模原市の行事である「相模原フェスタ2015」で市民の宇宙に対する関心を高めるために企画した「水ロケット体験」を支援するものです。8時半にリーダーたちが集合してランチャー4台を準備しました。ペットボトルロケットは1.5リットルの大型のボトルを使い、尾翼にはいろいろな色に塗装したバルサ材を使用して約40機ほどをあらかじめ用意しておきました。
用意された会場が狭くて50メートル四方の広さしかとれないため、場外に飛び出さないにように次のような工夫をしました。@ランチャー内部の逆流防止弁を一般に使われている虫ゴムから内外の圧力差が小さい特殊なものに変える。A空気ポンプを大きな圧力計が上部についていて見やすい新型のものに変える。Bペットボトルロケットの発射角度を通常の45度から60度に変更し、水の量を約200ミリリットルにする。このような変更を行った結果、2日間約900回の発射にもかかわらずすべてのロケットが場内に落ちて一度も失敗することはありませんでした。また、この方式による同じロケットの繰り返し使用は20〜30回は可能でした。
体験希望者が来ると、好きな色のロケットを選んでもらって、水を入れるところから指導します。次に順番にランチャーのところに行き、リーダーがセットを手伝います。4台すべてに水ロケットのセットが終わると発射管制官が加圧開始の命令を出し、子供たちが自分でポンプを押してペットボトルの中に空気を入れます。2〜3キログラムの圧力までは子供たちの力で入れることができますが、それ以上は小さい子には無理でリーダーが手伝いました。管制官の号令でカウントダウンして一斉に発射すると、水が噴出する様子や意外に高く上がる様子の興奮して、見物していた人たちから一斉にどよめきが上がります。このようにして2日間で897名の子供が水ロケットの体験をしました。
体験したあと、「なぜ水を入れるのですか」「作るところも体験したい」「ランチャーを手に入れて自分で打ち上げるにはどうすればいいか」などの質問に来る子もいました。
今回の体験は打ち上げだけに絞ったので大勢の子供たちに水ロケット体験をさせることができたと思います。
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