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YACさがみはら分団 2015年6月 活動報告

6月例会: 『燃料電池について学ぼう』
日   時: 2015年6月14日 13:30-16:00
場   所: 相模原市環境情報センター
参 加 者: 団員20名、団員家族18名、体験入団者1名、リーダーおよびサブリーダー6名  合計 45名


 まずはじめに三宅正剛リーダーから電池の説明がありました。 電池とは名前の通り、電気をためる池のようなものという説明から始まって、イタリアのボルタという人が1800年の少し前にはじめて電池を発明したこと、 その電池は希硫酸に亜鉛板と銅板を入れて電流を流す仕組みであったことを説明しました。 次に希硫酸の代わりのレモンを使った同じような仕組みの電池でメロディーが鳴る実験を見せました。 また,最近よく使われる太陽電池や、それから今日のテーマの燃料電池のことなどの基礎的な説明をしました。
次はモデルカーの製作です。マグネシウム燃料電池を使ったモデルカーの製作キットを配って、組み立てを始めました。 年少の団員には分からないところを家族やリーダーが教えましたが、 キットに付属している作り方の説明を読みながら低学年の団員でもほとんど自分で作り上げることが出来ました。 出来上がったモデルカーの燃料電池の部分はスライドして取り外せるようになっていて、 その構造はマグネシウムの板と黒色の炭素電極で布のようなもの(不織布)を挟む構造になっています。 その不織布の上に塩水を3滴くらい垂らして元のようにはめ込むとすぐに発電が始まってモーターが回り始めます。 小さいながらよく走るモデルカーを追いかけながら部屋一杯に動き回って、団員たちは楽しそうでした。 約10分くらいは自由に走らせていましたが、一応区切りを付けて、電池を外して水で洗うことを教えました。 家に帰ってからも同じようにして遊ぶことでしょう。 このときに動かなくなることがあること、その時にどうして動かないかを家の人と一緒に考えて工夫して動くようにすることなどの 注意点を話しました。
このあと、未来のマグネシウム燃料電池の夢をまとめたビデオを見せました。 特にスマホが一ヶ月くらい充電しなくても使えるようになることなど、こんな世界が来るかも知れないと期待してみんな見ていました。


今日の例会では先月の水ロケット大会でリーダーが撮影した高速連写の写真を見せて、この写真から水ロケットの飛ぶ速さが分かること、 その速さは毎秒100メートルにもなっていて新幹線並みの時速300キロ以上になっていることなども学びました。



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