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3月: | 『だいち2号に写ろうプロジェクト参加』 |
日 時: | 2015年3月21日 |
場 所: | 相模原市三段の滝下多目的広場 |
参 加 者: | 団員8名、体験入団者0名 保護者および家族8名、リーダー9名 合計25名 |
午前8時に電波の受信場所として指定した三段の滝下多目的広場にリーダーが集合して、準備を始めました。天候は朝は小雨でしたが、観測する頃は曇り空でした。コーナー反射鏡として準備したのは次の3種類です。
@アルミ箔を貼った90p四角の板段ボール(2月例会で作製)を直角に3枚結合したもの。
A子供たちが各自製作した40pの三角板を直角に3枚結合し、さらにそれを多数集めて大きな反射鏡にしたもの
B90pのアングル材を使って直交する3面の四角を作り、それに金網を張ったもの。金網 は2pくらいの亀の甲型とのものと、4pくらいの四角いもので合成樹脂でコートしたものの2種類。
10時半頃団員たちが集合してきて、@とAのコーナー反射鏡を準備しました。次に三宅俊明リーダーの指導の下に、衛星の通る方向に平行に引いた基準線を下の棒にした「Y]の字の形に付けた番号のところに、同じ番号を付けた反射鏡をおいて、反射鏡の反射する方向を衛星が通る方向に直角に向けて準備しました。
11時半頃、いよいよ「だいち2号」が日本に近づいた頃から、スマートホンでサテライトトラッカーを使って「だいち2号」の現在位置を表示させて待つことにしました。予定時刻の11時36分頃には大きなアルミ蒸着シートを何人かの団員が手に持って電波を受けようと加わりました。サテライトトラッカーの示している衛星の位置は太平洋上のかなり離れたところで、こんなところから本当に電波が届いて、しかもそれを反射して衛星が受け取ってくれるのか、心配でした。
数日後、予想よりも早く呉分団の臼井さんから電話があり、データがJAXAから送られてきたとのことでした。並べたかたちを聞かれましたので、YACのYの字に並べたと話しましたら、そのようにちゃんと写っていると聞いて大変うれしい思いでした。メールで送られた画像(写真E @JAXA)を見ると、確かに並べたように写っていました。数百キロ離れたところからの電波を反射してこのような映像が得られたことは驚きでした。反射鏡の種類の違いで像の濃淡がありますのでいろいろと解析して行く予定です。
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