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2月例会: | 『「だいちに写ろう」準備会』 |
日 時: | 2015年2月15日 |
場 所: | 相模原市立環境情報センター |
参 加 者: | 団員18名、体験入団者3名 保護者および家族19名、リーダー11名 合計51名 |
今月の例会は3月に予定している「だいち2号に写ろう」プロジェクトのための準備と、すでに分団の名前で申し込みをした
「系外惑星に名前を付けよう」について候補のしぼり込みを行いました。
例会に先立ち、分団の発足以来支援をしていただいている相模原グリーンロータリークラブの福山会長から、
分団の子どもたちに「みなさんの中から将来ノーベル賞をとる人が出ることを期待しています。」と励ましの言葉を頂きました。
1)「だいち2号に写ろう」プロジェクト
まず三宅俊明リーダーから昨年5月に打ち上げられた「だいち2号」についての説明があり、その目的や積んでいるレーダーについての話を聞きました。
この衛星には光学式の観測機械は積んでいないので、データはすべて電波による観測で得られるものだそうです。
レーダーはLバンド地表可視化レーダー「パルサー2」で、電波の波の様子を図で見せてくれました。衛星は極軌道を回っていて、地表の観測角度は約45度とのことでした。
今度のプロジェクトは特にYACのためにJAXAが分団が設置した反射鏡のデータをそのまま提供してくれるとのことで、中々こんな機会はないそうです。
分団が設置する予定の反射鏡はコーナーリフレクターというもので、反射板3枚を互いに直角に組み合わせて立方体の角の部分を作ります。
これは、だいち2号からやってくる電波を3枚の反射板が順次反射して、だいち2号の方向に反射することができます。
三宅俊明リーダーが小さなコーナーリフレクターを試作してくれたので、順番に回覧し、光が元に戻ってくるために自分の顔がいつでも見えることを実際に確かめました。
次いで、反射鏡の製作に移りました。分団でいくつか大きな反射鏡を作る組と、
自分たちでスーパーなどで手に入れた段ボール箱を使って小さな反射鏡を作って組み合わせて大きなものを作る組とに分かれて製作に取りかかりました。
大きな反射鏡を作る組は90p四角のすこし厚い段ボール板にスプレー糊を使って幅30センチのアルミ箔を貼り付けました。1枚貼っては又糊を付けて2枚目を貼るようにして全面に3枚張り、端を5センチの紙テープで補強しました。全部で20枚くらい、みんなで協力して貼りました。
自宅で小さい段ボールを探して作る組は、どのようにアルミテープを貼るか、をリーダーから教えてもらいました。
2)「系外惑星に名前を付けよう」プロジェクト
彗星や小惑星などに名前を付ける権利は一般には発見者に与えられるものです。しかし、今回は「世界天文連合」の呼びかけで、
世界中の天文関連団体が登録して命名できることになり、相模原分団も登録してこのプロジェクトに参加することになりました。
団員には予めメールで候補となる300あまりの命名できる星(惑星系)の一覧表を知らせてあったので、例会では名前を付ける基準を皆で考えました。
明るい星、日本人が発見した星なども候補にあがりましたが、最終的に団員の投票の結果、地球型の惑星をもつ小さな星を候補とすることになりました。
また、具体的に候補となる星を決めてきた団員もいたので、それも分団の候補とすることにしました。
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