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YACさがみはら分団 2013年1月 活動報告

1月例会: 「科学館見学と新しくなったプラネタリウムの体験」
日   時: 1月17日(日)午前9時30分〜午後2時
場   所: 川崎市宙と緑の科学館(川崎市多摩区枡形)
参 加 者: 団員28名、団員家族27名、リーダー7名 合計59名

 9時30分小田急向ヶ丘遊園駅南口に集合。今日案内して下さる宇宙少年団川崎分団の元分団長の内野 哲さんも一緒に集合しました。目的の科学館に行くのに車の多い表通りを避けて、枡形山の裾を通る裏道を行きました。途中、生田緑地の崖のところで内野さんから崖に見える地層についての説明を聞きました。右肩上がりになっている地層でしたが、左と右ではどちらが新しい地層か、を説明して貰いました。これは科学館の中にある地層の説明の予備知識として大事なことでした。

 科学館には10時に到着。新しくなった「かわさき宙と緑の科学館」の簡単な説明を聞いたあと、内野さんが「近くに良いところがある」と言ってみんなを連れて移動しました。それは一見普通の地面のようなところでしたが、足下に普通の砂利と違う小さな小石が転がっていました。これらの石は上流から運ばれてきたもので、石の種類からどこから流れてきたものかがわかるとのことでした。流れてきた先は埼玉県などの意外に遠いところからで、昔は今と違う川の流れがあったことが分かりました。

 入館してまずはじめに見たのは一階に展示してあった生田緑地の地下を30メートルも真下にくりぬいて切り取った地層のコアの実物でした。このコアから分かる200万年前から今までの歴史を説明して貰いました。いくつもの軽石の層が所々にあり、それは火山の爆発のあった時代の記録でした。これらの記録は2階まで突き抜ける8メートルもある地層タワーの図にしてありました。

プラネタリウムの予約時間は12時からでしたので、その前に屋上のアストロテラスに行って、望遠鏡で太陽の黒点やプロミネンスなど、それと昼間でも見えること座のベガなどを見せて貰いました。ここにある望遠鏡はすべて内野さんが寄贈したものだそうです。
最後に新設されたプラネタリウムを見ました。メガスターIII と呼ばれるこの装置は光学式の投影装置とデジタル投影装置を融合したものです。光学式投影装置も普通のプラネタリウムよりも非常に多くの星を投影できるもので、世界でも有数のものだそうで、見るのに双眼鏡を使ってみるほど優れたものでした。また、星の説明の中で時々星雲などの拡大した図も映し出されるので、大変興味深く見ました。プラネタリウムの観覧を終わって記念写真を撮ってから自由解散にしました。

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