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YACさがみはら分団 2012年11月 活動報告

11月例会: 「モデルロケットの製作と滞空時間競技」
日   時: 11月18日(日)午前10時〜午後4時
場   所: 相模川自然の村・ビレッジ若あゆ
参 加 者: 団員28名、団員家族21名、リーダー9名、見学2名 合計60名

 午前9時半頃から団員たちが若あゆに集合、10時の入村式のあと、すぐにモデルロケットの製作を始めました。特注の25センチの長さのマーブルチョコレートの箱を使って、まず尾翼を取りつけました。そのあと、製作手順書に従ってエンジンマウント、ノーズコーン、パラシュート引き出し用の筒、パラシュートの製作と進んで1時間半くらいで全員きれいにモデルロケットを仕上げました。中学生団員とサブリーダーの高校生団員が良く小学生団員を指導していました。

 早めの昼食ののち、午後は相模川の河原に移動してロケットの打ち上げです。モデルロケット協会の指導員の資格を持つ元リーダーの塩田州史さんの指導のもと、5人ずつ一組になってロケットエンジンをセットしたのち、イグナイターをエンジンの中心に差し込んで蓋をつけて固定して打ち上げの準備をしました。そのあと、ランチャーのところに移動して、ランチロッドの先端につけてある安全ピンを外してランチラグをロッドに通してランチャーにロケットをセットし、コントローラーから伸びている点火用の電気配線をイグナイターにつなぎました。そのあと、コントローラーのあるところに移動して発射合図を待ちました。

 今日はパラシュートを上空で開かせて、地上までに降りる時間を計ってその時間の長さを競う「滞空時間競技」です。良い記録を出すためには
 @出来るだけ軽い機体を作って高く上げる
 Aパラシュートの材質を選んで軽いパラシュートを作り、ロケットから引き出しやすく  開きやすいように工夫する
 の2点が重要ですが、特にパラシュートの材料は分団で準備したもの以外に各人が工夫するようにお願いしてありました。全員が2回の打ち上げをすることが出来、優勝は山崎誠歩くん(小2)の53秒、2位は宮川一歩くん(32秒)、3位は小田島聖渚さん(29秒)でした。

 山崎くんのパラシュート材料はコンビニ弁当の包み紙だったとのこと。ことしの全国大会での優勝記録はエンジンの大きさが今日のエンジンの半分の大きさで滞空時間70秒だったそうですからまだかないませんが、かなり良い記録を出したことになります。全員ほとんど失敗無く2回の打ち上げを終わって4時過ぎに解散しました。

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