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2月例会: | 「高速カメラで何が見えるか」 |
日 時: | 2012年2月19日(日曜) |
場 所: | 相模原市立総合学習センター |
参 加 者: | 団員 20名、団員家族 14名、リーダー8名 総人数 42名 |
今日は高速で動画を撮影できるカメラを使っての実験です。普通のムービーと違って、
1秒間に1000回撮影できるカメラですから1000分の1秒で起きる変化も観察できます。12月の例会で「このカメラを使うとこんなことが出来る」ことを話して、みんなから見てみたいものを募集しました。非常に多くの提案がリーダーのところに来ました。みんなどれも見たいものばかりでしたが、例会では室内で出来るもの、それから生き物を使ったものでないものを選んで実験しました。カメラは2台使って、団員たちが考えたものを次々に撮影して、最後に集まってプロジェクターで映してみんなで見ました。うまく早い現象をキャッチできたものもありましたが、中にはうまく実験が成功しなかったものもありました。次のようなものを写してみました。
@テニスボール、ピンポンボール、スーパーボール、バドミントンの玉などの跳ね返る 様子。
A長いバネを高いところで手に持って伸ばして垂らし、手から放したところ。
B水を入れたゴム風船を手で持って吊し、針で穴を開けるとどうなるか。
C牛乳をお皿に入れて、そこに一滴牛乳を垂らすとどうなるか(ミルククラウン)。
D輪ゴムを使ったゴム鉄砲で引き金を引いて飛ばしたときの様子。
E穴を開けた段ボールの箱に線香の煙を入れて、箱の側面をたたいたときの様子(空気砲)。
FLEDランプを使って家庭の交流電源が50サイクルだと言うことの実験。
このほかにも、色を塗った円盤を回しているところ、クラッカー、ストップウオッチ、デジカメの映像が現れるところ、ライターに火がつくところ、シャボン玉、竹とんぼ、ヨーヨーなども写してみました。
一番おもしろかったのはBのゴム風船で、ゴムが破れて反対側の一カ所に集まるまでは1000分の8秒くらいですが、そのあと1000分の90秒くらいの間は水が丸い形を保ったまま空中に浮いていたことでした。また、Aのバネは手を放したときに、バネの一番下が止まっていて上から残りのバネが降りてくることも分かりました。さらにDのゴム鉄砲では引き金から放たれた輪ゴムが20センチくらいの割り箸の先端に集まるまで1000分の4秒くらいだと言うことが分かりました。
ミルククラウンはみんなが見たいと言っていたものですが、きれいな王冠の形を撮影するのには今日の実験で使ったカメラよりもっと短い時間の撮影が出来るカメラが必要だと言うことも分かりました。
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