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1月例会: | 「生命の星・地球博物館見学」 |
日 時: | 2012年1月15日(日曜) |
場 所: | 小田原市 生命の星・地球博物館 |
参 加 者: | 団員 19名、団員家族 16名、リーダー7名 総人数 42名 |
朝9時半前に小田急線町田駅と相模大野駅に集合して小田急線に乗り、小田原で箱根登山鉄道に乗り換えて入生田の生命の星・地球博物館に10時半過ぎに到着。ここで現地集合の組と合流して入館し、早速学芸員からこの博物館について全体の説明を受けました。この博物館の展示は
@地球がどのようにして出来たか
A生物がどのようにして住めるようになったか
B神奈川県の生物の歴史はどんなものか
C環境はどのように変化してきたか、
Dジャンボブックと言われる貴重なコレクション
からなっているとの説明がありました。この博物館には貴重な展示が数多く集められており、これまでも2,3年おきに見学しましたが、いつも団員たちに十分な説明が出来ずにもったいないと感じていました。今回の見学では川崎分団の前分団長・内野哲さんを通じてボランティアの説明員の方、4名(内野さん、植木さん、大平さん、野瀬さん)に展示の説明をお願いしてあり、おかげで十分に内容を理解することができました。
午後からは子供たちを4〜5人ずつ4班に分けて、各班にボランティア説明員が一人ずつついて一階の展示を見て回りました。4つの班を別な4カ所からスタートさせることにしたため、各班とも十分に説明を受けることが出来ました。これまで何度か来たときには貴重なものと気づかずに通り過ぎたようなところでも詳しい説明でなるほどと合点が行き、よく見て感心することが多くありました。
一班の最初は化石の展示の説明で、ドイツから運んだブンデンバッハ化石群(軟体動物の化石もある)、イギリスからいくつもの断片に切り分けて運んだ数メートル四方もある巨大なアンモナイトの化石群(アンモナイトは酸素不足になると一カ所に集まって死ぬのだそうです)の壁、アメリカから運んだ恐竜の足跡の化石、アメリカのアリゾナ州から運んだ直径1メートルもある巨大な珪化木などについて説明して頂きました。
続いての見学は生物についての展示でした。地球に生物が住めるようになったのは酸素のおかげで、はじめに出来たラン藻類が光合成で酸素を出して大気に酸素が含まれるようになり、さらにオゾン層が出来て有害な紫外線をカットするようになったから生物が住める環境になりました。これらの様子を示す展示についての説明をして頂きました。
約1時間で1階の展示見学を終えて、2時過ぎからは全員が集まって2階と3階の展示を内野さんのご案内で見て回りました。 2階にはおもに神奈川県の自然が展示されていましたが、この中に内野さんが発見したナウマン象の歯の化石などもあり、発見したときのエピソードもお聞きすることが出来ました。県内でも注意していればこんな発見もあることに感心しました。3階には貴重なコレクションと知られているジャンボブック(カニの標本で有名な酒井コレクション、貝の標本の鹿間および野村コレクション、鉱物標本で有名な萩原コレクションなど)があり、これも以前来たときにはそれほど貴重なものとは知らずに見過ごしていたものでした。
3時半に集合して記念写真を撮ったのち帰途につき、5時過ぎに相模大野と町田で解散しました。
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