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11月例会: | 「色を分ける実験(ペーパークロマトグラフィー)」 |
日 時: | 11月20日(日曜) 午前9時〜12時 |
場 所: | 総合学習センターセミナールーム |
参 加 者: | 団員17名、団員家族14名、リーダー8名、見学者4名 合計43名 |
今月の例会は、いろいろな色を混ぜて作ってあるサインペンのような筆記用具をその成分の色に分ける実験です。分ける方法は化学実験の基本的な方法の一つのペーパークロマトグラフィー という方法です。まずはじめに一番簡単な方法として紙の端から1センチくらいのところに鉛筆で線を引き、その線の上にサインペンを点状につけて、もう一方の端を割り箸で挟んでペットボトルの容器に入れた水に浸してしばらく待ちます。水が紙にしみて上がってくると、はじめは一つに見えた色がいくつかの色に分かれてきます。これは色の種類によって水に引っ張られる力と紙に引っかかる力の違いがあって、その違いによって分かれてくるのです。このことをリーダーが浮き輪と錨にたとえてわかりやすく説明しました。
いろいろな色で試して実験をしたあと、今度は二つのグループに分かれて実験を続けました。一つは小学校低学年の子供向きのお絵かきのグループで、もう一つはもっと実験をしたいグループです。お絵かきと言っても、普通のお絵かきとはちょっと違う方法を使います。色が紙ににじんで広がってゆくことを利用した方法です。この方法で上手にライオンの顔などを描いていました。これはサインペンで丸く線状に塗った中に綿棒で水をつけてゆくと色が広がってゆくことを利用した書き方です。広がっては困るところは油性のペンで書いていました。もっと実験したい子供は、水では広がらなかった油性のペンをアルコールなどを使ってみたり、ほうれん草からアルコールで色素を取り出して実験したりしました。
実験を終わってから、何人かの団員に今日の実験の感想を発表してもらいました。
@ペンの色は茶、水色、黄色、薄オレンジ、ピンクで作られていた。思ったよりも多い色 から出来ていた。(成瀬 怜音くん)
Aお絵かきグループでライオンの絵を描いた。水性ペンで書いた○の中のすれすれのとこ ろに水をつけた綿棒で円を2,3回書いて色を広げると顔の輪郭が出来た。顔としっぽ は油性ペンで書いた。(細谷 優貴くん)
Bペンの色素は水よりアルコールの方が早く上まで上がって行く。このことから色素は水 よりもアルコールの方が仲が良いことがわかる。(正 遼太郎くん)
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