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YACさがみはら分団 2011年10月 活動報告

10月例会: 「何だろう・何故だろう」
日   時: 10月16日(日)午前9時〜12時
場   所: 橋本公民館・中会議室および橋本図書館
参 加 者: 団員18名、団員家族 10名、リーダー5名  合計33名

今月の例会はこれまで3年続いている「なぜだろう」「何だろう」例会です。今年は去年と少し取り組み方を変えました。去年までは、例会当日に疑問を持ち出す団員が多く、調べて発表するするための時間が少なくなることが多かったのです。そこで今年はあらかじめ疑問に思ったことを例会前にメールでリーだーのところに送ってもらい、それをリーダーが整理して、調べたいことを5〜6題に整理して皆さんに通知して家庭で調べられることは調べてくるようにしました。例会の日は自分で調べたことを発表してもらったあと、さらに詳しく調べるために図書館にいって調べて発表する、という方法をとりました。
取り上げた問題は次の通りです。@宇宙の始まりや星の一生のこと A原子力で発電する仕組み B太陽はどうして光っているのか Cプラモデルが糊で接着できないわけ Dニュートリノとは何か Eテレビの生放送の仕組み F家電品(テレビ、エアコン、洗濯機など)はどうやって動くのか、でした。
まず家でこれらの疑問について調べてきたことを次の5人の団員に話してもらいました。
  @宇宙のこと:石黒杏奈さん
  A原子力発電:佐藤一也くん
  B太陽のこと:松田慧一くん
  Cプラモデルが糊で接着できないわけ:中川賢人くん
  Dニュートリノ:大窪理仁くん
特にAの原子力発電のことについては佐藤一也君(小4)が夏休みの自由研究で詳しく調べてあったので、大きな模造紙三枚を使って説明してくれました。神奈川県には5基の原子炉があること、それらが現在どうなっているか、などを東芝や日立などの会社に電話して聞いたそうです。原子炉で作った電気の35%しか利用していなくて、あとの65%は熱として海に流していることも知って、大変もったいないと感じたことも話してくれました。また、問題のCは中川賢人君(小3)の出した疑問ですが、プラモデル作りの好きな賢人君が実際に接着しようとしてつかなかった経験から持った疑問で、大変いい疑問でした。
発表のあとは5人づつくらいの3班に分かれて上の疑問を2問づつ担当して図書館に調べに行き、帰ってきてから調べたことをみんなで発表してもらいました。

@宇宙の始まりのことはビッグバンに続いての宇宙の膨張の様子を図に書いて説明してくれた団員もいました。B太陽が光っているわけについては、核融合反応によることを調べてきた団員がいましたし、さらに、昔の人がその原因を石炭が燃えていると考えると、地球に届く熱の量から計算して数千年しか寿命がないと考えたことなども発表してくれました。Cの接着剤のことではプラスチックは紙などと違って表面からものを吸い込まないので糊ではくっつかないことや、Dのニュートリノについては素粒子の分類の表まで調べてきた団員もいました。さらにニュートリノは電気を帯びていないので地球も通り抜けることも説明してくれました。
Eのテレビの生放送についてはテレビやラジオの放送の仕組みを調べてきましたし、Fの家電製品の動く仕組みの中でモーターが大きな役割を果たしていることを説明した団員もいました。

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