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YACさがみはら分団 2011年1月 活動報告

1月例会: 『三菱みなとみらい技術館見学』
日   時: 2011年1月16日
場   所: 三菱みなとみらい技術館(横浜市みなとみらい三菱重工横浜ビル内)
参 加 者: 団員18名、団員家族21名、リーダー4名、 合計43名


 今月の例会は企業が運営している科学館の見学で、企業としては人工衛星、ロケット、スペースシャトルへの物資の輸送船など、宇宙関係で特に実績を上げている三菱重工業を選び、横浜本社の一階にある三菱みなとみらい技術館の見学に行きました。3年くらい前にも一度行きましたが、そのときに面白かったのでもう一度行きたいと言っていた団員もいました。
 午前10時に横浜線町田駅のホームに集合して上り電車に乗り、菊名駅で東横線に乗り換えて、直通の地下鉄のみなとみらい駅に10時50分頃に到着しました。点呼して全員がいることを確かめてから歩いて技術館に行きました。ここには現地集合の団員と家族が待っていて一緒になりました。受付ではちゃんと「日本宇宙少年団相模原分団」の名前がモニターに映し出されていました。

 この技術館では1階に宇宙、海洋、交通・輸送、暮らしの発見の4つの部門があり、2階には主に最近のエネルギー関係(火力、水力、風力、燃料電池、原子力などによる発電、およびエネルギーと環境の問題)と、てこや滑車などのようないろいろな技術の理解に関する展示の他にCADによる設計やジェット機、ヘリコプターの操縦体験などの体験コーナーが設けられています。また、宇宙飛行士の適性検査や、太陽系の惑星についてのクイズなど子供たちが色々とパソコンに触れて遊べるようになっているものも沢山ありました。
 「宇宙」の展示では実際の燃焼実験に使用した本物のロケットエンジンが2基置いてあり、また液体ロケットの燃料タンクの壁の様子が分かる本物の一部もありました。「海洋」の所には「深海6500」の模型の展示があり、操縦の疑似体験のコーナーもありました。
 エネルギーコーナーには原子力発電設備の模型があってどのようにして発電するかが分かるようになっていました。興味深かったのは原子核を示す青いランプが並んだ円盤があって、その円盤を傾けると表面を丸い玉が転がるようになった装置があったことです。これは原子炉の中でどのようにして核分裂が起きるかを体験するためのものでした。転がる丸い玉は中性子を表します。それが原子核に当たると核分裂を起こして熱が出て発電するのですが、中性子が当たった原子核には赤いランプがつくようになっていて、中性子が当たった数によって発電量がいま何ワットか、表示されるようになっています。このように遊びながら原子力発電を学ぶことが出来ます。
 このほかにもヘリコプターの操縦の体験が出来るところやコンピューター使って船や飛行機などの設計図を書く体験ができる所もありました。
 3時に再び入り口に集まって集合写真を撮って、解散しましたが、まだ残って見たいという団員が沢山いましたので、半分くらいを残してもとのルートで町田に戻って午後4時に解散しました。


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