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YACさがみはら分団 2010年11月 活動報告

11月例会: 『モデルロケット製作と打ち上げ』
日   時: 010年11月21日 午前9時半〜午後4時
場   所: 相模川自然の村 ビレッジ若あゆ
参 加 者: 団員32名、団員家族38 名、リーダー7名、見学3名、グリ−ンロータリークラブ5名 合計 85名


 今月の例会は日ごろからご支援を頂いている相模原グリーンロータリークラブとの合同例会で、高橋正之会長はじめ数名の方が見学にお見えになりました。

 今日の例会は本物のロケットと同じように火薬を使ったモデルロケットを作って打ち上げると言うもので、マーブルロケットと言うロケットを作りました。これは材料にマ−ブルチョコの空き箱を使った分団のオリジナルロケットです。作るには空き箱2個を使います。
 最初にロケットの下半分を作りました。空き箱の底の部分をナイフで切り落として箱の下の外側を3等分して線を引き、その線に沿ってサンドペーパーで表面の塗料をはがしたあと、木工用のボンドを使って軽いバルサ材の尾翼を接着します。接着したあと、しばらく尾翼を上にして立ておくと接着剤が固まります。つぎは上半分です。同じように空き箱の底と蓋の上のところを切り取って筒状にし、蓋のところにテープを巻いて少し太い紙パイプ(外径30ミリ)を接着します。尾翼の接着剤が乾いてから上の部分と下の部分をつないでロケットの形が出来ました。
 つぎにノーズコーンを作りました。三角錐の形のノーズコーンを厚紙でつくってフイルムケースの底に被せ、そのフイルムケースと本体をゴム紐で結びます。最後にロケットエンジン(打ち上げるための火薬)を入れるエンジンマウントという部品を本体の根元に差し込んで接着し、ストローを切ったガイドパイプを側面に張り付けて完成です。パラシュートも用意した材料を使ってみんなで作り、ノーズコーンと本体を結んだゴム紐にしばりつけました。昼食の後、リーダーからロケットの原理と今日使う火薬の仕組みの話を聞いたあと、パラシュートをうまく開くようにたたんで、相模川の河原に出ていよいよ打ち上げです。

 打ち上げるには専用の発射台(ロケットランチャー)を使います。ランチャーを河原に8台並べて、5メートル離れたところにそれぞれの発射コントローラーを置きました。打ち上げの指導はモデルロケット指導員の資格を持つ団員の父兄(塩田さんと神山さん)です。団員を4人ずつ集めて先ずロケットエンジンを上にしてロケットを手に持ち、エンジンの中心の穴にイグナイター(点火装置)を差し込み、抜けないように黄色い蓋をします。ランチャーのガイドの頭には安全装置がついているので、それを外してロケットをランチャーにセットし、外した安全装置についているピンを発射コントローラーの穴に差し込むと電気回路が閉じてランプが点灯し、発射準備完了を知らせるようになっています。そのあとは「準備完了」「上空に飛行物体無し」と大きな声を出して確認し、「発射5秒前」からカウントダウンです。

 「4、3,2,1,発射」でボタンを押すと火薬に着火してロケットが発射され、上空高く上がります。一番高く上がったのは61メートルでした。製作した35台のロケットはすべて打ち上げに成功しました。最高点まで上がると最後の火薬が破裂してパラシュートを引き出します。何人かはうまくパラシュートが開きませんでしたが、大部分のロケットはパラシュートを開いてゆっくりと降りてきました。最後に指導員の神山さんが一回り大きいエンジンを使ったやや大型のロケットを打ち上げて見せてくれました。こうして全員の打ち上げを終わって再び若あゆに戻り、午後4時過ぎに解散しました。
今日作ったロケットはエンジンを交換して何回も打ち上げることが出来ます。パラシュートがうまく開かなかったり、まっすぐ上がらなかった団員たちは、原因を考えて改良して来年の春にもう一度チャレンジするようにしたいと思います。


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