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YACさがみはら分団 2010年6月 活動報告

6月例会: 『水ロケット製作会』
日   時: 2010年06月20日 13:00-17:00
場   所: 矢部青少年学習センター中会議室
参 加 者: 団員30名、団員家族27名、リーダー6名、見学2名  合計 65名


 いつものことながら大勢の参加者で会場は満員になり、団員の家族の方はほとんどが立って見学していました。
 今月の「宇宙ショート小話」の話題はみんなの関心のもと「探査機はやぶさ」のことでした。宇宙研の高木さんが短い時間でしたが、カプセルの回収にことなどを皆さんに話してくれました。回収したカプセルに何故火薬が入っている心配があったか、など、新聞などではわからにこともお話ししてくれました。今度の成功で「はやぶさ」の後継機のことも弾みがついたようで、今の団員たちが大きくなって、探索に関わるようになることを父兄やリーダーたちが期待していました。

 今日の例会は来月行われる水ロケット競技会と、全国大会の南関東地区予選会のための水ロケット作りです。このため、予選会に出場する資格のある小学校4年生以上高校生までの組と、小学校3年生以下の組に分かれて製作を行いました。これまでの数年にわたる経験から、初めて作る団員も経験のある団員から教わりながら上手に作っていました。
 予選会出場組は基本的には自分ですべて作らなければなりません。リーダーたちは材料の準備はしましたが、一切手を出さずに団員たちに作らせていました。

 小学校3年生以下のグループは、基本は自分で作るのですが、難しいところは大人が手を出しても良いことにしましたので、親子仲良く作っていて、ほほえましい光景が見られました。
 いままでの経験から、とにかく正確に作ることを主眼に作りましたが、完成したロケットを回転テーブルに載せてみる子供や、センターをチェックする装置に乗せてみる子供などもいました。

 出来上がったペットボトルロケットにはそれぞれ模様を入れたり、絵を描いたりしていました。予選会も競技会も2機作って出場することになっていますので、一機は今日作り、もう一機は帰ってから自宅で作ることにして、今日の例会を終わりました。上位入賞を狙う団員たちは来週の日曜日、早朝6時からの試射会に臨み、さらに改良することでしょう。


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水ロケット第1回試射会

日   時: 2010627
場   所: 相模原市 三段の滝下広場
参 加 者: 団員9名、団員家族6名、リーダー2名  合計17名

 今にも雨の降りそうな天気でしたが、定刻の午前6時にはたくさんの団員と家族が集まってきました。先週の日曜日(6月20日)の例会で作ったペットボトルロケットを飛ばすためです。昨夜からの雨で、試射のために借りた広場は地面が所々水たまりができていました。このような悪条件の中でも、先週作った水ロケットだけでなく、さらにノーズコーンや尾翼を工夫したものや、その他いろいろな工夫をしたものを持ち寄って早朝から集まりました。

 早速準備して打ち上げようとしたところ、早朝のためいつも水を汲んでくる近くのトイレも鍵がかかっており、やむなく水は相模川から汲んできました。今日の試射会での重要なテーマの一つはは飛ぶ姿勢の改善でした。これまでの経験から、発射直後に向きを変えてガイドの方向よりも上を向く機体が多かったからです。次々に打ち上げてはその飛ぶ状態を観察して、次の発射条件を考える団員たち、その相談に乗る家族たちで大変賑やかにまた、真剣な試射会でした。

 7時過ぎからは細かい雨が降ってきましたが、団員たちはものともせずにテスト発射を続けました。予定時間の8時になってもまだ、テストしたい団員もいましたが、これで打ち切って、帰途につきました。


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水ロケット第2回試射会

日   時: 2010年7月4日
場   所: 相模原市 三段の滝下広場
参 加 者: 団員11名、団員家族6名、リーダー2名  合計19名

 第2回目の試射会も早朝の6時前には多くの団員が集まって、熱心な研究会となりました。第1回目の研究会では発射直後の機体の不安定さが目立つ機体が多かったので、その原因の追及を主な目的とした試射会となりました。
 発射直後の姿勢の観察は高速連写のデジタルカメラを使って行いました。その方法は、1秒間に30コマの撮影(30ミリ秒おき)をして、すぐに合成写真にしてみる方法で、この方法で軌道の安定している機体と不安定な機体をその場で観察することができました。
 ランチャーのガイド棒として、昨年の全国大会で使用したやや短めの90センチを採用したため、水の量がかなり大きな影響を与ることが観察されました。すなわち水の量が多いと水が残ったままガイド棒を離れ、このときに重心が後ろあるために機体が上を向き、軌道が狙った方向から大きくそれることが見られました。これは大変危険なことで、ガイド棒がその役目を果たしていないことになります。

 みんな2回以上発射実験をして、最後に定点着地部門に挑戦する団員が条件を色々と変えて練習をして、8時過ぎに今日の研究会を終了しました。


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