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YACさがみはら分団 2009年7月 活動報告

7月例会: 『第6回神奈川・東京水ロケット競技会および
          水ロケットコンテスト2009南関東地区予選会』
日   時: 7月20日(月曜日;海の日) 9:30〜16:00
場   所: 相模原市三段の滝下多目的広場
参 加 者: 【相模原分団】 団員27名、団員家族38名、リーダー8名、見学2名
【横浜分団、厚木分団、藤沢分団、未来MM分団】
           団員24名、団員家族33名、リーダー 14名、一般3名    総合計 149名


 毎年海の日に行っている水ロケット競技会も第6回を迎えました。今年は11月にYAC本部が全国の分団に呼びかけて行う「水ロケットコンテスト2009」の予選会も兼ねることになり、参加者は150名近くになりました。主催は相模原の他に厚木および横浜分団です。
 午前7時半過ぎには主催分団のリーダーたちが集まりはじめ、8時にはほぼ全員が揃って、テントの設営、発射台の整備などの準備を開始しました。
 9時過ぎにスタッフミーティングを始めましたが、このときに雨がぱらぱらと降ってきて、お天気が心配されましたが、すぐに止みました。9時半から競技参加者の受け付けを開始。受付したあと、機体検査を受けて合格のシールを貼ってもらいました。



(1) 第6回水ロケット競技会in神奈川・東京 (一般の部)

 ルール説明などをした後に10時に一般の部の距離競技を開始しました。この一般の部の参加者は主に小学校3年生以下で、YAC主催の全国大会に出場資格のない子供たちです。中々立派な機体を作ってきて遠くに飛ばす子もいて、感心しました。エントリーしたのは29名でした。エントリー番号順にランチャー3台にそれぞれ機体をセットし、コントローラーが周辺の安全を確認した後に加圧開始を命じます。空気加圧は電動ポンプを使った方式で3台一斉に加圧し、内圧7キロで自動停止します。発射角度は安全のために40度にしました。発射は1台ずつで、周囲の安全を確認したのちにカウントダウンして発射します。機体のセットから発射までの状態が遠くからでもよく分かるように、今回も糸川ランプを使用しました。これは我が国のロケット開発の先駆者である糸川博士がペンシルロケットの実験に使った歴史的なもので、準備の進行状態をランプの点灯で知らせます。


糸川ランプ

 飛翔距離の測定には測量用のレーザー距離計を使用しました。この方式はグリーンロータリークラブ会員のご厚意で昨年から使用させていただいているもので、本部に近い発射地点から測定でき、精度は3ミリ、しかも計測が早くて大変便利です。全国大会でもこの方式を採用するそうです。
 着地予定地の近くには3人のスタッフがそれぞれ測量棒を持って控えていて、ロケットが着地すると位置を確認しておき、後でその場所に行って測量棒を立て、計測係が計器で距離を読み取り記録紙に書き込みます。


レーザー距離計

 12時過ぎには全部の参加者の2回の発射が終わり、すぐに表彰式を行いました。



(2) 日本水ロケットコンテスト2009・南関東地区予選会
 午後はいよいよ全国大会に向けての予選会です。まず最初は定点着地競技で6名がエントリーして、50メートルの所においた的をめがけて発射し、目標にどれだけ近く着地させるかを競いました。場所も広場の中央部に移動し、ランチャーも手動加圧方式に取り替えました。この競技では入れる水の量、加圧の圧力およびランチャーの発射角度のいずれも自由に競技者が選ぶことが出来ます。第1回目は試射、本番はそのあとの2回です。低い軌道で的を狙うもの、高く上げて的の近くに落とす作戦のものなど色々考え方が違っていて面白かったです。着地するとロケットの一番的に近いところから的までの距離を巻き尺で測って、成績にしました。一番良い成績を出した子は的から40センチの距離に着地させました。


 次は距離競技で、16名の小学校4年生以上の団員が参加して午前の部と同じ方式で行いました。ノーズコーン、尾翼、ガイドなどを色々と工夫した機体を持参して、水の量をどうするかなど、工夫して飛ばしていました。午後3時過ぎにはすべての競技を終了し、3時半から表彰式を行い、片づけののち4時に解散しました。

 成績は次の通りでした。

一般の部・距離
順位 名 前 分団 距離 (m)
1位 帆足 航平 相模原 152.93
2位 鳴嶋 木香 相模原 148.84
3位 成瀬 怜音 相模原 146.48
南関東地区予選・定点着地
順位 名 前 分団 距離 (m)
1位 青木 愛 横浜 0.4
2位 安藤 亮介 相模原 4.2
3位 鈴木 大介 相模原 4.9
南関東地区予選・距離
順位 名 前 分団 距離 (m)
1位 鈴木 雄大 相模原 133.26
2位 豊田 勝也 未来MM 131.06
3位 鈴木 太陽 相模原 130.12


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水ロケット試射会

日   時: 2009年7月12日(日曜日) 6:00〜8:00
場   所: 相模原市三段の滝下多目的広場
参 加 者: 団員12名、リーダー2名、保護者12名 合計26名


 早朝にもかかわらず午前5時半には工夫した機体を持参して団員たちが集合し、6時には実験を開始しました。


 はじめに距離競技に参加する団員たちが実験しました。空気抵抗をなるべく減らすよう考案した尾翼の取り付け方を工夫したものや、ガイドパイプの抵抗を減らすように工夫したもの、あるいはノーズコーンを工夫したものなど、いろいろな工夫をテストするいい機会でした。中には予想したように効果が見られないものや、とんでもない方向に飛んで行くものもありましたが、いずれも工作方法を変更するとこんな結果になることを示しており、大変興味が持たれました。


 後半は的当て競技の練習にあて、水の量や発射角度などを変えて実験し、大変参考になるデータが得られました。


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