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3月例会: | 『伝承玩具「銭コマ」作り』 |
日 時: | 3月15日(日曜) 午後1時〜午後4時 |
場 所: | 矢部青少年学習センター 中会議室 |
参 加 者: | 団員24名、リーダー6名、団員家族21名、見学6名 合計57名 |
今月の例会は育成会の総会と平行して行いました。
保護者の方々が別室で総会を開いている間、子どもたちは先ず小山リーダーからいくつもの科学的手品を見せて頂きました。たとえば水を張った皿の上に立てたローソクに火をつけて、コップをかぶせると火が消えることや、そのときに水の水面が上昇すること、そしてコップを持っても皿が落ちないことなど。子どもたちと種明かしの対話をする中で、自然に科学的な好奇心が湧くような手品でした。
今日の例会はコマ作りです。予定していた参加団員の他に見学の子どもたちが6名も参加して、用意した材料が足りずに困っていましたが、中学生団員の中に材料を小さい子に譲って、自分たちは指導に廻ると言った行動が自然に出て、団員の成長を感じるような光景でした。参加した団員たちも大変多く、会議室は一杯になって、保護者の方は部屋の外で見ているような状態でした。
作ったコマは直径10センチくらいの厚手のボール紙製で、上にスチレンボードの小さい円盤と3センチくらいの長さの篠竹をつけてあり、その上下を木製のビーズを接着して留めてあります。上部の篠竹の筒はここに紐を巻いてコマを回すためです。芯は焼き鳥などに使う竹串です。
このコマは、はじめは使い終わったボールペンの軸を生かしたリサイクルコマとして考えたものだそうです。
今日作るコマは、はじめからちゃんと廻ることに重点を置きました。参加者に小学校低学年以下の小さい子が大勢いたので、はじめからよく廻るコマを作って興味をそらせないようにするためです。実際は軸の芯だしや平面の回転部分が軸と正確に直交していることなど、難しい調整があります。このため、事前にリーダーが完成度の高いキットに仕上げてありました。
工作は先ず大きい円盤にきれいな友禅和紙を貼るところから始めました。きれいに仕 上げた円盤を、下の木製のビーズを接着してある竹串に通し、上から同じように和紙で飾ったスチレンボードの小さい円盤と篠竹の円筒を順にかぶせて軸の竹串に通し、一番上に木製ビーズを瞬間接着剤で留めて、出来上がりです。
コマを回すには篠竹のところに紐を巻き付けて上部をつまんで紐を引きます。はじめは少しゆっくりと、終わりは早く引くことがコツです。みんな上手に廻していました。
最後にみんなで記念写真を撮って解散しました。
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