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6月例会: | 『水ロケット製作』 |
日 時: | 6月15日(日曜)午前9時〜午前12時 |
場 所: | 相模原市青少年学習センター 中会議室および青少年団体室 |
参 加 者: | 団員25名、団員家族20名、リーダー4名 合計49名 |
9時に受け付け開始。例会の見学希望の佐藤響くん、片山翔くんも入れて25名の子どもたちで中会議室はいっぱいになりました。見学した二人も一緒に水ロケットを作って、例会終了後に入団が決まりました。
水ロケットは毎年行う競技会のために作っているので、団員たちには経験した人も多いのですが、最近入団したこどもたちには新しい経験です。こうして違う年齢の子どもたちが教え合いながら工作をしました。
まず、スライドを使って作り方の説明です。曲がったりしないようにきちんと作ること、出来上がったあとで重心の位置を調べて機体の中心の少し前に重心が来るようにすることや、重りの粘土が動かないようにすることなどの注意を聞きました。
今年は尾翼の付け方に工夫を加えて、特別な「尾翼取り付け具」を使うことにしました。これは湾曲した板にバインダーというプラスチックを接着したもので、この道具をまずスカートの部分に両面テープで取り付け、それに尾翼を挟み込んでセロテープで留めるようにしてあります。尾翼を簡単に交換ができて、大きさや、かたちなどをテストできます。貼り付けに使う両面テープは中学生団員が片面を張り付けて準備してくれました。
最初はみんなで一本式水ロケットを作りました。型紙を使って、持参したペットボトルを11センチの円筒型に切り出します。ナイフを使って切れ目を入れ、はさみで切り取るのですが、みんな怪我をしないように慎重に切り取りました。切ったところをきれいに切りそろえて、新品のペットボトルの口のところを囲むように取り付けます。このスカートのようなところに尾翼を3枚取り付けます。尾翼の材料は0.5ミリの厚さの塩ビの板で、かたちや大きさは自分で考えて貰うようにしました。とても小さい尾翼から大きな尾翼まで色々あって、考え方でこんなに違うものか、と思いました。
次はノーズコーンと言って、先端の帽子です。少し厚手の紙を円錐形に丸めて作り、ビニールテープで形を整え、ペットボトルの底のところにはめます。
出来上がったロケットはスカートやノーズコーンが曲がってついていないことが大変重要ですが、この日はある団員が会議室に良いものがあることに気づきました。それは粘土で陶器を作るときに使う「ろくろ台」です。そのうえにロケットを立ててゆっくり廻すと、曲がっているものは先端が振れるのですぐ分かります。みんなで集まって工作していると、こんな工夫が出てくるのに感心しました。
最後に粘土約20〜30グラムをノーズコーンの中の奥に詰め込んで動かないようにしますが、バランスを見て粘土の分量を加減していました。
一本式が大体完成に近づいたころ、2本連結の大型の水ロケットを製作する団員は別な部屋に移動して、製作にかかりました。
まず、2本のペットボトルを穴のあいたプラスチックのネジでつなぐことから始めました。連結部は空気が漏れないようにセメダインスーパーXと言う接着剤を流しておきます。ネジを締めて接着したあとは動かないように周りをペットボトルを切った円筒で補強しました。次に周りにポリプロピレンのシートをかぶせて空気がスムーズに流れるようにしてこの日の作業は終わりにしました。あとのスカートの部分とノーズコーンは一本式と同じです。尾翼の取り付けは第2回目の製作会(7月12日)で行う予定です。
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