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2月例会: | 『モデルロケットの製作と打ち上げ』 |
日 時: | 2月17日(日曜)午前9時30分〜午後5時 |
場 所: | 相模原市自然の村・ビレッジ若あゆ |
参 加 者: | 団員22名、団員家族25名、リーダー5名、見学10名 合計63名 (厚木分団から 団員2名 団員家族2名 合計4名) 総合計:67名 |
今月の例会は宇宙教育リーダー(SEL)の活動支援制度を利用してモデルロケット例会を行いました。モデルロケットのライセンスを持つ育成会の塩田州史さんの指導の下に、SEL(澤井、高橋、後藤の各リーダー)が団員たちにモデルロケットの工作と打ち上げを指導しました。この例会の目的は団員たちにモデルロケットの楽しさを教えるとともに、SELがロケットの製作と打ち上げを指導できるように訓練することもかねました。
9時半現地に集合し、各自持参したカレンダーを使ってモデルロケットを製作。エンジンマウントになる厚紙でロケットエンジンを巻いてセロテープでしっかり留め、、それをカレンダーの左下に両面テープで固定し、カレンダーを筒状に巻いてロケット本体を作ります。エンジンと反対側の端にフイルムケースをかぶせて筒を少し大きくなるようにゆるめて、あまりきつすぎないように軽く抜けるように筒の大きさを調整しました。このフイルムケースと本体をゴム紐で結び、さらにゴム紐にストリーマー(上空に揚がったロケットがゆっくり落ちるようにするためのひらひらしたもの)を結びつけます。さらに3枚または4枚の尾翼と、ノーズコーンを取り付けて完成です。みんなそれぞれ名前を書いたり、飾りをつけたりしました。
午後からいよいよ打ち上げです。相模川の中州にある農道に出てランチャーを5台セットしました。ランチャーから75メートル離れた位置では高校生団員2名が2台のモデルロケット用高度計を手に持って高度測定の準備をしました。発射係はロケットを製作した団員たちです。
まずリーダーの指導でイグナイター(火薬に点火する装置)をロケットのエンジンにセットしました。ランチャーにはロケットが発射されるときに方向が狂わないようにランチロッドという棒がつけてありますが、その先に安全キャップがつけてあります。このキャップを外してロケットを取り付けて、又元に戻します。次に発射コントローラーから延びている2本の導線の先に着いているクリップをイグナイターにつなぎます。この導線に電流が流れると火薬に火がついてロケットは飛び出しますが、安全キャップに着いている針金を発射コントローラーの穴に差し込まないと電流は流れないようになっています。
5台のランチャーにすべてセットし終わると、発射係はランチャーから離れた位置にあるコントローラーのところに移動して、待機します。打ち上げ責任者(リーダー)は安全を確認したあとで安全ピンを外して発射コントローラーの穴に挿します。するとパイロットランプが点灯して電気回路が完全であることを示してくれます。次いで責任者が高度測定係と連絡して準備完了を確認してからカウントダウンを命じます。「ゼロ」で発射ボタンを押すと白煙を上げてロケットがランチャーから飛び出して上空高く揚がって行きます。
団員以外にも参加した家族や見学の人も加わって、合計46回の打ち上げを行いました。ほとんどすべて順調に発射できましたが、1回だけボタンを押しても点火しないことがありました。この原因はイグナイター不良でしたので、取り替えて無事に打ち上げできました。
最後に高校生団員が製作した本格ロケットの入門機に火薬量の多いエンジンを搭載して打ち上げました。高度は200メートルくらいまでも上昇し、うまくパラシュートを開いて降下してきました。
成績は、以下のとおりでした。それぞれ賞状と賞品を渡して、例会を終了しました。
順位 | 名前 | 高度 |
---|---|---|
1位 | 大窪理仁さん | 79.0メートル |
2位 | 今井美香さん 佐藤万葉さん |
72.5メートル |
3位 | 中村 哲くん 曽我香奈さん |
68.5メートル |
最後にご指導頂いた育成会の塩田州史さんに厚くお礼申し上げます。
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