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YACさがみはら分団 2007年2月度 活動報告

2月度例会: 『色についての実験と工作』
日   時: 2月18日(日曜) 午後1時半〜4時半
場   所: 矢部青少年センター 講習室
参 加 者: 団員8名、団員家族5名、リーダー5名、見学4名 合計22名
指導:育成会の三宅さん

宇宙少年団相模原分団

昨年11月に行った光についての実験に続きで、今月は色についての実験を行いました。

1)11月例会の復習
宇宙少年団相模原分団  まず、はじめは昨年11月に弥栄西高で行った光についての例会の復習でした。CDディスクのかけらを使って分光器と言う光を分けることが出来る装置をみんなで作ったことや、それを使って白い光を虹のようないろいろな光に分けることが出来ることなどを復習しました。弥栄西高からは本物の分光器を借りてあり、後で自分たちが作ったものと比べてみました。

2)色を分ける実験
宇宙少年団相模原分団  水性マーカーの色を分ける実験です。時間がかかるので先に実験を始めました。台所にあるキッチンペーパーの端のほうから3センチメートルくらいの所にいろいろな色の水性マーカーで印をつけ、反対の端の方に、その色の名前を書いておきます。名前を書いた方に細い木の棒をセロテープで貼り付け、水を入れるバットの3方をプラスチックの板で囲った装置に吊します。バットに水を入れると水がキッチンペーパーに滲みてゆきますが、このときに水性マーカーの色も動きます。よく動く色と、あまり動かない色もあって、色が混じっていると分かれてきます。これはペーパークロマトグラフィーと言う実験で、一つの色のように見える染料などが、どんな色を混ぜてあるか、などを調べる実験です。

宇宙少年団相模原分団 小さな装置にみんなが一斉にペーパーを吊しましたので、近くを通っただけで揺れて、紙と紙がくっつき、よく分からなくなりました。つまり、あまり成功とはいえませんでした。 そこで、三宅さんが一枚だけを吊して、見本を見せてくれました。これだとよく分かりました。写真を見てください。一つの色がちゃんと二つの色に分かれている様子が分かります。

3)光の3原色と色の3原色
宇宙少年団相模原分団 光の3原色の実験装置は11月例会で使って貰ったり、希望者はその後で自分で作りました。これを使うと光の3原色の赤、緑、青を自由に混ぜてどんな色になるかを実験でき、全部混ぜると白い光になりますね。色の3原色は赤、黄、青で、これは絵の具を混ぜることでどんな色になるか、実験できますが、だんだん混ぜてゆくと汚くなり、ついには黒くなります。この説明は少し難しいけど、色を混ぜるときには足し算で、光を混ぜるときには引き算になると言う説明だけでも覚えているといいでしょう。パソコンのカラーなども、色々と工夫して汚い色にならないようにしている、と言うお話も聞きました。

4)色についての錯視
宇宙少年団相模原分団 横棒の両端に矢印をつけるとき、矢印が内側に向いているときと外側に向いているときでは同じ長さの横棒でも片方が長く見える、ことを知っているでしょう。これは目の錯覚と言います。色についても同じようなことが沢山あって、「色の錯視」と言います。この例を沢山見せていただきました。主に北岡さんという人の研究の紹介でしたが、とても沢山あって、みんな面白く見ていました。

宇宙少年団相模原分団 この一つにCDの円盤に丸い紙を貼って、半分は黒、半分は同心円の一部を何本も書いたものを作り、コマのように廻すと、色が見えるというものがありました。大人は「多分灰色くらいだろう」という先入観があると思いますが、小さい子どもは「青い色が見える」と言ったのには驚きました。なぜそうなるか、はまだよく分からないそうです。この円盤を廻す装置はみんな作って実験してみました。

5)お絵かき遊び
宇宙少年団相模原分団 色々と勉強したので、最後はお絵かき遊びでした。絵の具を3つ(赤、黄、青)だけ用意して、それを混ぜて別な色を作り、それで絵を描きました。こんな色と思えるような色を作って上手に書いた子どももいました。わいわい言って書いている内に時間になり、今日の例会を終わりました。 沢山の材料を用意してくださった三宅俊明さんに厚くお礼申し上げます。<澤井>

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