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4月度例会: | 『楽しい理科実験』 |
日 時: | 2004年4月18日(日) 午前10時〜12時半 |
場 所: | 矢部・青少年学習センター 中会議室 |
指 導: | 澤井分団長、大谷(俊)リーダー |
参 加 者: | 団員9名、家族7名、リーダー8名、見学1名 合計25名 |
1)モンキーハンティング
これは外国の物理の授業ではよく取り上げる実験だそうで、木にぶら下がっているサルを鉄砲でねらって撃つと、鉄砲の音に驚いてサルは手を離して木から落ちますが、サルにまっすぐねらった弾丸もほうぶつ線を描いて落ちるので、結局「サルに当たる」という実験です。
まず、ほうぶつ線とはどういうものかを、資料を見ながら木の棒に重りを糸で結んでつり下げたものを作りました。高校くらいになると、数式も学びますが、そんなことはどうでも良くて、だんだん下に落ちる様子が分かれば充分でした。
次に弾丸と発射台作りです。厚紙の発射台にフイルムケースの弾丸をゴムで引っかけて、弾丸に通した竹ひごを離すと、弾丸が勢いよく飛んで行きます。このときにまっすぐ飛ぶのではなく、だんだんと下に落ちてきます。この落ち方が始めに作った「ほうぶつ線すだれ」のような形だと言うことが分かりました。
2)黒い切符の裏に何が書いてあるか、調べよう
これはビデオテープから磁性を帯びやすい粉を集めて、裏の黒い切符の黒いところに何が書いてあるかを調べる実験です。
ビデオテープを少し引き延ばして戻すと色が変わりますが、そのところをハサミやナイフでこそげると黒い粉(磁性を帯びやすい粉)がとれます。あまり長く引き延ばすと、丸まってしまって取りにくいので、少しずつ延ばしながら集めるのがこつです。いっぺんにとれる粉はごく少量でしたが丹念にくりかえして、みんなかなり集めることが出来ました。この粉を切符に振りかけたり、紙の上でこすりつけたりすると、そのままでも何か模様が出てきましたが、刷毛で余分な粉を落としてから、セロテープに写し取って白い紙に貼ると、面白いように今まで見えなかった模様が出てきました。
3)火の玉ロケット
これは砂糖や小麦粉のような身近にある材料を爆発させてロケットを飛ばせることが出来るという実験です。あいにく今日の会場の付近には火の玉ロケットを飛ばすことが出来るところがなかったので、今日は装置を作って粉を吹き飛ばすところまでにして、次に水ロケットを飛ばす時に実験をすることにしました。
装置は主に針金で作りました。ガラスのロートにゴム管をつなぎ、ロートに少し紙を詰めて栓をして、その上に粉砂糖を載せます。ゴム管を口で強く吹くと、栓が抜けて砂糖が吹き飛んで広がります。このときにローソクの火を近くに置いておくと火がついて爆発するのです。そして、上にかぶせたポリエチレンの袋の中で火の玉になって、飛んで行きます。後半の実験はこの次の楽しみです。<澤井>
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