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YACさがみはら分団 3月度活動報告

3月度例会:『紙飛行機を作ろう/飛ばそう』
日   時: 2004年3月20日(春分の日) 午後1時〜午後5時
場   所: 矢部・青少年学習センター 大会議室
指   導:三宅俊明さん(育成会)
参 加 者:団員15名、家族5名、リーダー3名 合計23名

例会の様子
まっすぐ飛ぶかな?

 3月の例会を20日に矢部の青少年教育センターで行いました。桜の開花宣言が出た後だというのに真冬のような氷雨が降るなか、団員15名、保護者5名、リーダー3名の多数の出席がありました。

 今回は飛行機のお話「その3」と言うことで、みんなに紙飛行機(ペーパーグライダー)を作ってもらうことにしました。まずはじめに飛行機に働く力を説明しました。揚力と重力、推力と抗力の釣り合いについてです。次に飛行機の姿勢に関する3つの向き(自由度 ロー、ヨー、ピッチ)と3つの翼(主翼、水平尾翼、垂直尾翼)の働きの関係を説明しました。中学で習うレベルの力学でも、大きさと形を無視した質点の運動しか学ばないのに、小学校中学年を中心とした団員に自由度、ベクトル、モーメントといった概念を把握させるのは非常に困難でした。もっとアニメーションや実験を多用した説明ができれば良かったのですが、教育に関する力不足を感じました。

例会の様子
たくさん飛行機をつくりました

 とにかく自分の経験から”数をこなせば何となく分かってくる”ということで、早速紙飛行機を作ってもらうことにしました。今回準備した紙飛行機はインターネットで無料で入手できるものから選択しました。競技用機タイプ2種、戦闘機タイプ20数種、ジャンボジェット、その他数種です。その中から好きな物を2機選んでもらうようにしました。普段は同じ物を配られているだけが好きな物を選べるということで、みんなでああでもないこうでもないと選んでいました。

例会の様子
飛行機の調整は大変でした

 作り方をざっと説明した後各自で紙飛行機を作ってもらいましたが、細かい作業のところは苦労しているようでした。できあがった頃、調整の仕方を説明して各自の作品のテストフライトに入りました。

 最初のうちはなかなかうまく飛んでくれませんでしたが、何回も調整しているうちに多くの飛行機がうまく飛んでいくようになりました。

 あいにくの雨のため屋外に出ることが出来ませんでしたので、最後は自分の飛行機を使って的当てゲームをしました。5mほどの距離から直径20cm/40cm/1mの的をねらって飛ばしてもらいました。さすがに小さい子には難しかったようでしたが、中にはゴムカタパルトから一直線に飛んでいく戦闘機もありました。1位の太田くんは10点満点を含む3回すべて得点をとって作成、調整とも優秀さを見せてくれました。2位の大谷さん、3位の高橋君の飛行機もきれいな飛行を見せてくれました。

例会の様子
よくねらって...発射!

今度は広いところで思い切り飛ばしてみたいものです。希望者が多ければ水ロケットの待ち時間等で飛ばす機会を作りましょう。

最後に下記のような天文に関する三つの連絡をしました。

☆一つめは3月中の土日に川崎の青少年科学館で公開しているメガスター2のことです。ふつう(たとえば相模原市立博物館)のプラネタリウムの100倍以上の星の数を映し出すスーパープラネタリウムです。4月からは常設されるようなので興味のある方は一度見て下さい。
☆二つめは4月上旬までが観測好機の水星です。特に今回は夕方の空に水星、金星、火星、土星、木星それに月が見えます。ひと目で月火水木金土の1週間の星をすべてみられる珍しい機会です。
☆3つめは5月に訪れる彗星(ほうき星)に関することです。5月にYACとしても観測会を企画する予定なので期待していて下さい。<三宅>

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