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11月度例会: | 『光の屈折について勉強しよう』 |
日 時: | 2003年11月16日(日) |
場 所: | 矢部 青少年学習センター 大会議室 |
参 加 者: | 団員11名、家族10名、体験参加2名、リーダー6名 合計29名 |
今月の例会の一番の功労者は太陽でした。天気予報では、2〜3日前からこの日は雨や曇りになっていましたので心配でしたが、朝から完全に晴れて太陽を使った実験がうまくでき、大成功でした。
まず赤いレーザーの光を使って、光が水に入る時にどうなるか、をみんなで見ました。レーザーは細い光で、どこまでもまっすぐに進みます。月まで届いてもまだ広がりません。懐中電灯などは、すぐに広がってしまいますね。みんな、始めて見る光で、取り扱いで注意するところを三宅さんから教わりました。上から斜めに水に入ると下の方に曲がる様子がよく分かりました。
次に水の中から上に出て行く時に、どうなるかを実験しました。下からの光が入りやすいようにした水槽を使って、レーザーの光を水の中から水面に当てると、角度が60度くらいまでは空気中に光が出て行きますが、だんだん斜めにして行くと水面で跳ね返って、又水の中に戻る様子を見ることが出来ました。この現象が「全反射」と言って、あとで使う光ファイバーの原理です。つまり、光ファイバーではこんなふうに斜めに当たるので、光が漏れないで遠くまで届くのです。
このあと、小さな望遠鏡のようなものを三宅さんが取り出して、みんなに渡して、覗いてご覧と言ってくれました。これは分光器と言って、光を成分の色に分けるものですが、遠藤さんのお母さんが、「宝石の種類を調べるのにも使うのだよ」と教えてくれました。
実験のあとは工作でした。まず作ったのは人工の虹。黒い両面テープを厚紙に貼って、その上に砂のようなガラスのビーズを振りまき、平たい板でならして、余分なビーズは捨てます。これを太陽を背にしてみると、きれいな虹が見えます。二つ見えるのですが、ある団員が、片方の目で見ると一つしか見えないよ、と言うことを発見しました。面白いですね。最後に三宅さんがとても大きな板に同じようにビーズを貼り付けたものをみんなに見せました。太陽を背にすると、まん丸い虹がきれいに見えるのに、みんなびっくり。本当の虹では、水や氷のの粒がこのガラスの粉の代わりをしています。
今日の例会で感心したことがありました。三宅さんが光ファイバーを木のようにして先端を光らせる飾り物を見せた時、ある団員が「水に入れたらどうなるの」「先端を切ったらどうなるの」と言う質問をしたことです。三宅さんはすぐにその子の言ったようにして見せましたが、このように、ちょっと実験を変えてみることを口で言ったり、実行したりすることはとても大事なことですね。これからもどんどん、こういう質問をして下さい。
今日の例会の感想を谷口さんにお願いしたら、気持ちよく引き受けてくれ、もうその晩にはメールで感想が届きました。とても嬉しかったです。<澤井>
次に、太陽の光は虹の様な7色に分かれている、ということを知りました。
実際に分光器で見てみると、とてもハッキリ分かり、とてもきれいでした。
中にプリズムやレンズ等があるのだそうです。
プリズムとは、3角形の棒のような形のガラスやプラスチックのことを言うそうです。
そして、工作の時間ではまず最初に「人工の虹」を作りました。
太陽を背にして光を当ててみると、虹が見えました(^o^)
次には光ファイバーで光る星座版を作りました。
一番大変だったのは、光ファイバーを切る作業です。
片方ずつを持って切らないと、切った時に他のところへ飛んで行ってしまい、とても大変でした ((汗
でもリーダーの方々がいろいろと教えてくれたので、
やっとのことで完成し、きらきら光ってとてもきれいでした。
光ファイバーで作った星座版は、
暗い所でやったらもっときれいに光るのかなと思いました。
今回の例会はとても勉強になりました。
これからも今日の経験を活かして(?)
生活に役立てていけたらなぁと思います。
(おわり)
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日 時: | 2003年11月2日(日)〜3日(祭) |
場 所: | 矢部 青少年学習センター |
★団員の作品(国際宇宙ステーションとロケットの紙模型、水ロケットなど)
★日本宇宙少年団と相模原分団の紹介(鈴木リーダー作成)
★相模原分団の活動の状況(大谷リーダー作成)
★天文クイズ(3段階のレベルの問題あり 10問正解だと賞品がでます)
正面のパネルには鈴木リーダーが用意して下さったYACと相模原分団の分かりやすい紹介を飾り、その前の机に10月例会で皆さんに準備して頂いた作品や長谷川リーダーが7年くらいかかって撮影した太陽の写真(一年の中で大きさが変化することで地球の軌道のことが分かるもの)を展示しました。また横窓の所に大谷(俊)リーダーが作って下さった分団活動の様子をスライドでスクリーンに写しておきました。
天文クイズは全問正解すると賞品がでます |
YACや相模原分団の紹介もあります |
とてもにぎやかだったのは天文クイズのコーナーで、レベル1(ABC)、レベル2(AB)からレベル3まで沢山の問題を三宅さんのお父さんが考えて下さって沢山の見学者が挑戦しました。残った問題の数から、多分150人くらいは来たでしょう。10問正解の人には賞品として国立天文台の星座盤や不要になったスペースガイドの本を差し上げ、正解数の少ない人には団員の園田さんと三宅さんが作った手作りのしおりを参加賞として差し上げました。問題が少しむつかしかったのか、なかなか正解者が出なくて、2日目には賞品を差し上げるための正解数の範囲をだんだん下げて、午後になったら6問正解でも賞品をあげましたが、とても喜んでいました。
H−IIAロケットと国際宇宙ステーションの模型 |
たくさんの人が見に来てくれました |
この天文クイズでは、発案者の河原リーダーや三宅さんの指導で、団員の園田さん、三宅さんとそのお友達の堤さん、高橋君などが大変熱心に手伝って下さって、とても盛り上がり、若い人のお祭りにぴったりでした。色々と準備したり、当日手伝って下さった方々厚く御礼申し上げます。<澤井>
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