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YACさがみはら分団 5月度活動報告

5月度例会:『磁石のじっけん』
日   時: 2003年5月18日(日) 10:00〜12:30
場   所: 青少年学習センター 大会議室
参 加 者:団員20名、父兄10名、リーダー3名 合計33名

 まず最初に3月の末にカナダでオーロラを見てきた長谷川リーダーからオーロラの美しいビデオや、写真などを見せて頂きました。地球も大きな磁石ですので、宇宙から来る電気を帯びた粒子が空気の中の分子に衝突して光るのです。小さい団員には少し原理は難しかったかも知れませんが。
 次に磁石の実験を大谷京子リーダーの指導で行いました。まず馬蹄形の磁石の上に紙を敷いて、砂鉄(これは団員の奥村さんがが近くの砂場で磁石を使って集めてくれました)を上に載せると色々な模様が出来るのを見ました。こうしてみられる線を、磁力線と言います。そして、磁石にはN極とS極があって、同じ極どうしは離れようとし、違う極どうしは引きつけられることを磁針を使って実験しました。又、普通の鉄は磁力を持っていませんが、磁石に近づけると、近い方に反対の極、遠い方に同じ極が出来て、引きつけられます。こうして針金を短く切ったものも次々につながります。
 次にクリップモーターを作りました。これは、1メートルくらいの長さのエナメル線を単3の電池を使ってコイル状に巻き、両端は2,3度エナメル線に巻き付けてからコイルの外を向くように、反対方向に横に伸ばしておく。両端の絶縁用被覆はサンドペーパーではがす。紙用のクリップの一端を伸ばして電池の両極につけてテープで固定する。クリップの輪になったところに銅線をかけると電流が流れる。最後に小型の強力な磁石(ネオジューム磁石という)を電池の表面に載せて完成です。コイルには電流が流れているのでコイルの面に直角にNとSの極が出来てネオジューム磁石と反撥したり、引き合ったりして、うまく行くとくるくる回ります。なかなかうまく行かない団員もいましたが、上手にまわるように出来た子もいて、それを見てなぜ回らないかと、一生懸命になって工夫していました。又、作ることはあきらめて、私が持って行ったテスターで、いろんなものに電流が流れるかどうか、遊んでいた子もいましたが、こんなことから興味を覚えるのかも知れません。簡単なテスターを作ってみるのも良いですね。
 磁石の実験はまだまだ面白いものがたくさんありますので、もう一度やりましょう。色々と準備して頂いた大谷京子リーダーと奥村さんにお礼申しあげます。<澤井>

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