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4月度例会: | 『JAS出張航空教室』 |
日 時: | 2003年4月20日(日) |
場 所: | 相模原市立教育会館 |
参 加 者: | 団員26名、体験参加1名、父兄20名、リーダー5名 合計52名 |
飛行機の窓枠で作った盾をいただきました!
飛行機の部品などを色々持ってきてくれました |
ボイスレコーダーとフライトレコーダー |
羽田からは色々な資料を持ってきてくれました。ふだん飛行機の事故の時によく聞くブラックボックスも見せてくれました。これは操縦室内の会話の記録装置と飛行記録計で、会話の記録装置の重要なものは音声を記録した磁気テープです。飛行の記録装置は、アルミはくに針で記録したもので、どちらも高温(1000度くらい)になっても、又、深海(6000メートルくらい)に落ちても、大丈夫だそうです。このほかに、ジェットエンジンの空気取り込み口でまわっているブレード(チタン製で、とても高価)やタイヤの一部なども見せてくれました。ジャンボ機のレインボ−7の組み立てには7ヶ月かかるそうですが、1ヶ月を1分に縮めたビデオも、大変面白かったです。始めに何度も、「びっくりしないように」と、注意がありましたが、その通りでした。
講師のJAS整備士の田中さんです |
消火用の酸素マスク |
休憩のあとは、まず男子の団員に機長の制服を着せて、それだけかと思っていたら帽子を脱がせて宇宙服のようなマスクをかぶせました。これは機内で火災が発生した時に消火のためにかぶる酸素マスクで、高温にも耐え、しかも声は自由に外に聞こえるものでした。こんなものがあるなんて、知りませんでした。飛行機の速度を測るピトー菅も取り出して見せてくれ、子供に口で吹いて貰って、時速200キロが出た時には拍手が起きました。
ライフジャケットをつけて |
ふくらむと首が動かなくなってしまいます |
女子の団員には、スチュワーデスの制服を着て貰い、ライフジャケットをつける練習をして貰いました。機内でビデオは見ますが、実際につけることは経験出来ません。面白かったのは、ひもを引いてふくらませる実験で、炭酸ガスのボンベが開いてふくらむのですが、ふくらむと、どうしても首が抜けません。機内では絶対ふくらませないように、との意味が分かりました。
最後にウルトラクイズを5問出して、全部正解の子供には賞品がありました。予定時間の2時間があっと言う間に過ぎ、いつもは騒いでいる子供たちが、これほど熱心に講師の話を聞いていたのは、分団が始まって以来初めてでした。講師の田中さん、及びこの企画をしてお世話して頂いた頂いた大谷俊博リーダーに厚くお礼申し上げます。<澤井>
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