本年度の社会奉仕は前年度を継承して、グリーンロータリークラブとして全体での奉仕活動と家庭集会4地域での地域社会奉仕活動の両輪の奉仕活動を考えております。決議23-34を味わい、決議92-286を吟味して、

国際ロータリーの使命（The Mission of Rotary International）

　国際ロータリーの使命は、ロータリアンとロータリークラブがロータリーの網領を遂行するための力となり、併せて、ロータリーが発展を遂げたこの目覚しい時代においては、個人と団体による奉仕活動に第一の眼目を置きつつ、人間の品位と生活の質を高め、世界平和推進のため、あまねく人々の大いなる英知を喚起することにある。と、ある様にロータリークラブは奉仕する人々の集まりではあるが、地域に立脚しているロータリークラブとしての社会奉仕を考えて行きたいと思います。
　本年度の国際ロータリー会長　ビチャイ・ラタクルさんのRIテーマは『慈愛の種を播きましょう』です、また佐藤会長はクラブ内の親睦の更なる強化、クラブ奉仕委員会を始めすべての委員会活動の強化に心がけていきたいとも言っております。4つの家庭集会単位での地域社会奉仕活動を通して、更なる親睦とロータリーを理解して貰えればと思います。『入りて学び、出でて奉仕せよ』EntertoLearntoServeこの言葉を以前遠藤さんが何かの時に教えて下さったが、この言葉をよく味わいながら今年度の活動が出来ればと思います。
　クラブ全体での社会奉仕活動について、地区社会奉仕委員長の宮崎さんお話しを伺った後で、各家庭集会における社会奉仕活動の実施計画の進捗状況等を報告してもらいたいと思います。

宮崎泰光　地区社会奉仕委員長
社会奉仕にはロータリーにとって重要な地位を占めていることを認識する必要がある。しかし実際には非常に熱心に取組んでいるクラブとあまり取組がされていないクラブがあるので、すべてのクラブでの社会奉仕の活性化をはかりたい。そのために、麻薬防止キャンペーン等の協同化を提唱しました。また高齢者の増加、高齢者会員の増加の社会情勢からプロバスクラブについて検討されるよう提唱しました。クラブにとって最も大切なことは地域のニーズを把握することですので前年度の成果をきちんと引継ぐ必要があります。また当クラブでやっておりますように、家庭集会単位での地域のニーズをしっかりやっていただきたいものです。

澁谷武男　相模原南地区社会奉仕
社会奉仕についてのいろいろな意見
1）地域の足元を見つめる＿淵野辺駅を中心に何か考える
2）支援と援助を中心としたサポート＿福祉関係（働く女性に対する対策）
3）障害者や障害者をサポートしている人に支援＿補助者の育成（人を育てる方法を考える）
4）寄付行為のあり方について＿（寄付以外に何か欲しい）
5）ティッシュ、チラシを配る＿（ゴミ捨て禁止、たばこ吸い殻のポイ捨て禁止）年2回配る
6）社会奉仕を進めるには、段階を踏んで行く方法がいい
7）全員参加型の社会奉仕は、出来ないか＿（淵野辺駅前に、ロケット設置）
8）社会奉仕は身近な運動にする＿（川、駅等々で掃除をする、食事などバーベキューなどする）
9）社会奉仕の各地区の予算（20万円）の使い道を考える＿（ランドセルの黄色いカバーへの表示寄付など）
10）淵野辺駅前に時計の設置（ロケット時計の設置）　（注意）　ロケットの設置は資金がかかるため
以上、相模原南家庭集会では淵野辺駅の改修工事を利用して、宇宙研究所宇宙少年団のPRをしたらどうかという意見がありました。予算との兼ね合いから、家庭集会単位では限られた奉仕活動しかできないので、クラブ全体でやるのか、家庭集会ごとにするのかによって、活動方針が変わってくる。まだまだ話し合いを深める必要があると考えます。

福山　茂　相模原・矢部地区　社会奉仕
5月22日、家庭集会を開催し、いろいろなご意見・案が出ました。高齢化社会、子供の週休２日制などという近年の社会情勢を鑑みて地域のニーズに合う形でどんな事業を行うのか、詰めていきたいと思います。
＜主な案＞
・こどもたちに高齢者の方から昔話をしていただく。
・ゴミ拾い
・植樹
・自分の得意分野のことで、こどもたちに何かを教える。（授業をする）
・ゴミネット（カラスがゴミをちらかすのを防ぐ）
・ワークショップ（藤野芸術村等へこどもたちと）
・高齢者施設へのマッサージ器の贈呈
基本的にこどもたちに関する事業を開催したいと考えておりますが、お仕着せでないものにするため、子ども会の方たちとのコミュニケーションをとってすすめたいと思います。

田中会員　上溝地区社会奉仕
提案事項　下記提案がありました。後日検討し決定することになりました。
・宇宙少年団へクラブからその道のプロとして会員を講師として派遣する。
・宇宙事業団で展示しているロケットを相模原市役所へ移すよう働きかける。
・ふれあい広場へベンチと日よけを寄贈する。
・原点に戻って奉仕活動の需要をリサーチする。
・地域への奉仕から地球規模の奉仕活動へ方向を転換する。
・学校の土曜日休日に我々の職業を通して体験教育できるような土曜日学級の実施。
・緑風園への奉仕活動の検討
・木製花壇を寄付

浮田会員　橋本地区社会奉仕
　地元のニーズを探るという努力は難かしくまだ実を結んでいません。
　現在社会問題をみますと薬物の乱用が取り上げられています。薬物の種類は変わってきていますが益々広がっています。この際積極的に薬物乱用防止に対する運動を行うことは意義あることと考えます。

金子英行会員
　私は、学校5日制にともない、土曜日の休みを有効に活用できるよう、又非行防止からも、学校の土曜に土曜学級などを実施したら良いと思います。
　そこで職業を生かし左教育（実践）を提案致します。
　今、知識は豊富であるが昔のような労作や労働体験はほとんどありませんので一般人が先生になることも今の社会のニーズに合っていると思います。

佐藤眞一会長
　いろいろな貴重な意見をありがとうございました。それぞれの家庭集会単位で行うものをつめても進めてもらいたいと思います。いずれにしましても貴重な財産を使うわけですのでていねいに進めて下さい。

＜インターアクト＞
奥村光弘会員
　インターアクトクラブに関して00'〜01'期間中でのうごきは無く、IAC提唱の可能性を探るべく、情報の収集などをしていこうという考えで活動していました。（2000-2001年青少年奉仕委員長として）

佐藤寅蔵会員
インターアクトについては若い世代の奉仕活動をになうリーダー等が育つ状況を造る為にも必要な事だと思います。北RCとグリーンが弥栄高校に関係して良い指導が出来、次世代のインターアクトが力強く活動して頂ければ良いと思います。その為の手伝いが出来れば良いと思います。

小川忠久会員
大変意義のある活動であると思いますが、当クラブが具体的にどのように係っていくのかお伺いしたい。経費負担のほかに何か支援する事はあるのでしょうか。

内田茂一会員
　若い人達等は私等が想像している以上に確立した考え持っています。又、奉仕したいという志がとても強く感じられます。RCとしても重く受け止めて支援していきたいと思います。

高橋正之幹事
IACの事務的な側面をご報告いたします。1）IACの国際理解面で台湾への派遣又、受入がありホームステイ先の確保2）例会は昼休みを使っておりロータリアンの卓話の必要性3）経費面の問題4）委員会は北クラブとで単一5）文化祭時のバザーの協力、などが具体的な活動となります。

田中紘昭会員
インターアクトで活動している子供達は非常に純粋な気持ちを持って活動している。提唱する我々は彼等に負けぬ奉仕に対する気持を持って接しなければならない。

奥村光弘会員
　IACはクラブ活動としての位置付けが無いが、今年はどうなのか、又西校との間でのIAC提唱なのであるが、現状では東校の教員数がないが、東校、西校、両校合同で北RC、GRC合同の提唱という考えも生じてくるのでは無いか？。

佐藤眞一会長
1.弥栄西東高校はクラブ活動は一緒に行っており、当初西高校の生徒が多かったが、現在は東高校の生徒が多くなっています。
2.現在本インターアクトクラブは学校のクラブ活動としての位置づけがされておらず、ボランティアサークルとして活動していますが将来は正規クラブ活動にできるようにと思います。