相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第446回例会週報

445回 | 447回 | 2001-02週報目次
◆会員卓話「The World Map in my Toilet」小橋会員
<The World Map in my Toilet>  小橋 雄樹

 私の家の1Fのトイレの壁には、上の息子が小学5年生の時(即ち今から9年前)の世界地図がずっとそのまま9年間貼られております。 当の息子はこんなものには目もくれない様ですが、私は地理には興味がありますので何とはなく、ボーッと眺めている時が多いのです。 そして、ある日、この地図の中から面白いことを発見しました。 人口500万人以上の都市は世界に15都市存在し、そのほとんどの都市が北緯又は南緯20?40°内に入っているようであります。 そして、地中海気候etcの特殊要素を加えた、いわゆる温帯気候という枠でとらえればさらにその数は増え、 モスクワとジャカルタを除いた13都市がほぼ該当する様です。 人口100〜500万人都市もほぼこれに準ずる形で点在しているようであります。
さらに話を拡大させますと、世界で先進国と呼ばれている国はやはりほとんど、この温帯に位置する国々であります。 即ち、"気候"と"その国の発展"とは切っても切れない関係があるのではないでしょうか? 1年中寒かったり、1年中暑かったりでは思考力も鈍り、文化も発展しないのかも。考えて見れば、飢えや文盲又は戦争・ 内紛等で苦しんでいる国々で温帯気候の内に該当するものはほとんど見当たりませんですものね。
北海道を除いた全国土がこの温帯気候に該当する我国日本、その1国民に生まれたことは髪に感謝するべきことなのかも知れません。 この地球上で、温帯地域と呼ばれるエリアはそんなに広くないのですから。
 さて、こうして世界地図を眺めておりまして、フッと気になる現象がひとつあります。爆発的な人口増加の問題です。
たしか私が小中学校の頃には世界人口30億と習った記憶があります。それがこの35・6年の間に倍の60億を超えるまでに増加して しまったようです。これは人類の歴史上無かった事だそうです。まさに放物線を跳ね上がる様な伸び率なのです。
"考えることの出来る生命体"即ち"人類"には今や外敵とか天敵とか言われる存在は無く、第2次世界大戦以降の平和の中でひたすら その個体数を増加させているわけでしょうか?
ダーウィンの自然淘汰説は有名ですが、人類だけは"地球上のあらゆる生命体"と彼が呼ぶものからはみ出してしまったのでしょうか? ダーウィンの説が正しいとすれば、この先人類が激滅するような何かが起こるのでしょうか? "考えることの出来る生命体"はさんざん考えたあげく、自らを自らの天敵としてしまうのでしょうか?
富める者が貧しき者を助け、先進国は後進国を援助し、世界中が平和で豊かになることは人導的であり、世界の共通認識かも知れないが、 世界中がその平和と豊かさの内でどんどんと人口を増加させて行き、100億、200億となっていった時、食糧問題や自然破壊、 地球温暖化問題etcも合せ考えた時、先の共通認識は本当に正しかったのかどうか反省せざるをえない時代を迎えるかも知れません。
今生きている人間を直ちに半分にしてしまえ!という乱暴な話では無く、世界中の国々が上手に人口調整(出生率調整)していく問題も合せて世界平和会議のテーブルの上に置くべきだと思うものであります。


★WELCOME!! ララ君

本年、当クラブでお世話することになった、ブラジルからの交換留学生のララ君がお見えになりました。
名前はLemos Laercio、男性で1984年8月26日生まれの17歳でブラジルのサンパウロ出身です。

左:ララ君を紹介する原会員
右:通訳をしていただいた木村さん


★待望の福本会員復帰です

★スマイル大賞の永井会員