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YACさがみはら分団 2008年9月 活動報告

9月例会: 『水ロケット研究会』
日   時: 9月21日(日曜)午前9時〜11時半
場   所: 矢部 青少年学習センター
参 加 者: 団員8名,団員家族9名、リーダー2名、見学2名   合計21名

 7月の水ロケット競技会の時にKU-MAの会・会長の的川泰宣先生が団員の水ロケットの発射の瞬間を74枚も写真に撮ってくださいました。スライドで映してみると、なぜか、発射直後に方向がそれて、上を向いてしまうロケットが沢山ありました。この写真を見て、何故こんなに曲がったのだろうかを考え、どうしたらまっすぐ飛ぶのか、みんなで意見を出し合いました。

 まず的川先生が撮った写真をプロジェクターを使って映してみんなで見ました。みんな自分の水ロケットが飛ぶ瞬間をしっかりと見ていました。

 改良する点についてですが、まず、当日の成績が良かった松田慧一君に重りの粘土の固定の仕方を説明して貰いました。ただ粘土を詰めるだけでなく、粘土を支える厚紙の円盤を作って糸でノーズコーンの先端から出してテープで留めたことを話しました。

 次に的川先生の写真を見て、気づいたことを話して貰いましたが、多くの団員が発射直後に上に向いてしまうことに気づいていました。

次に、どうしたらこのような飛び方を直せるか、と言うことで意見を出して貰いましたところ、次のようないろいろな意見が出ました。

(1) 発射台のガイド棒を長くする。
(2) ロケットにつけるガイドパイプを2個に増やす。
(3) ロケットに長いガイドパイプをつける。
(4) 重心がもっと前になるようにノーズコーンや重りを工夫する。

 このような考えを、小さい低学年の子供も活発に手を挙げて前に来て図を書いたりして意見を述べていたのには感心しました。このほかの意見としてはブースターをつけたいと言う意見が沢山出ました。

 最後にリーダーから新しく工夫したガイドについての説明があり、そのテストを来週行うことを約束しました。この約束は次の週に相模川で行ったバーベキュー大会で試して成功しました。


スペース・サイエンス・キッズ2008参加

日   時: 2008年9月13日(土)〜9月15日(祝日)  2泊3日
場   所: 相模川自然の村・ビレッジ若あゆ

 この活動は日本全国に展開している日本宇宙少年団の団員たちが一堂に会して生活をともにしながらいろいろなワークショップを行うことで、団員相互の連帯を深めるとともに宇宙に対する理解をより深めるためのものです。これまでスペース・フレンズという名前で全国各地で毎年行っていた活動(2005年 鹿児島、2006年 愛知、2007年 兵庫)を、今年から名前を変えて開催することになり、その第一回目が相模原市で行われました。開催する各地ではその地方の宇宙少年団分団と、地元のロータリークラブやライオンズクラブのような社会奉仕活動のクラブが支援するのが通例で、今年は相模原分団と相模原グリーンロータリークラブが運営を支援しました。

 この活動は青少年の活動を支援する「こどもゆめ基金」の支援を受けておこなわれましたが、全国から応募があり、遠くは岡山、神戸、大阪、愛知や長野などからも参加者が集まりました。今年は募集期間が短かったので、申込者が意外に少なく30名弱でしたが、指導するスペース・リーダーたちは8名と多く、それだけに行き届いた指導が出来たようです。スペース・リーダーとは参加者の子供たちと一緒に寝起きして指導するお兄さん、お姉さんリーダーで遠くは仙台からも参加しました。

3日間のおよその日程は次の通りでした。

第1日目(9月13日):
開会式、マインズアイ・チャリティー(発展途上国への文房具の支援)の受付と集計、 仲良しになるためのフレンズ・ギャザリングなどの他に、次の講演も行われました。
 (1) 「地球観測衛星・大地の話」(JAXA佐々木厚美講師)
 (2) 「宇宙からの視点を持つ」(国立天文台・永井智哉講師)。
第2日目(9月14日):
午前中はロケットについてのワークショップ 
 (1) ロケット打ち上げの説明(元種子島宇宙センター場長のYAC飯田専務理事)
 (2) モデルロケットの製作と打ち上げ(相模原分団・塩田州史講師)
午後は人工衛星についてのワークショップ
 (1) 人工衛星の話(JAXA長谷日出海講師と坂本照子講師)
 (2) GPSを使った宝探し(同じ講師による)
第3日(9月15日):
参加者による活動体験発表と解散式



 相模原分団のリーダーと育成会員およびロータリークラブの方々は運営サポ−ターとして参加し、第1日の参加者の出迎え(新横浜駅、橋本駅および若あゆ)、第2日のワークショップのサポ−ト(特に戸外活動での安全面)および第3日の参加者の帰宅までの安全な送り届けを担当して、行き届いた世話で行事は無事に終わりました。



相模川清掃活動とバーベキュー大会
(相模原グリーンロータリクラブのご招待)


日   時: 9月28日(日曜) 午前10時〜午後3時頃
場   所: 上大島キャンプ場
参 加 者: 団員6名、団員家族7名、リーダー2名、見学2名


 午前10時に上大島キャンプ場に集合、宇宙少年団の皆さんの紹介をしたあとゴミ袋を持って河原の清掃を開始。弥栄高校の社会奉仕活動クラブであるインターアクトクラブの学生数名も加わりました。集めたゴミは上流の集積場所まで運びました。

 清掃しているあいだにロータリ−クラブの方がバーベキューを用意してくださり、お昼になっておいしい肉料理、スープ、果物などを沢山ご馳走になりました。

 午後は水ロケットで遊びました。今日は会場が狭いので、500ミリリットルのペットボトルを使って作りました。ノーズコーンは厚紙、尾翼は牛乳パックです。小さくても良く飛びました。距離を測るのは時間がかかりますので、良く飛んだ機体は着地したところにおき、それよりも遠くに飛んだものが出ればそれを残すという方法で3位までの入賞者を決めて表彰しました。全部の行事が終了したあと、約束した新型のランチャーのテストをして、成功でした。


 バーベキューにご招待下さった相模原グリーンロータリークラブの方々に厚く御礼申し上げます。


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