↑ トップページへ ↑ |
相模原グリーンロータリークラブ 第681回例会週報 |
680回 | 682回 | 2006-07週報目次 |
◆クラブ・フォーラム
クラブ・フォーラム
CLP導入検討会
グリーンロータリークラブCLP導入の理由
1)現在の組織構成の枠組みの中で、変化のない沈滞ムード的(マンネリ化)の部分が出てきていることは否定できない。この機会に更なる活性化集団に変化していきたい。
2)会員増強が中断している傾向にある。新会員入会はクラブ活性化の要である。
3)クラブ活動予算配分を考え直したい。固定費の中で無駄はないか、もっと奉仕活動費を増やす方法はないのか検討したい。
4)現在の組織上、活動が重複する会員かおり、担当する委員会が毎年移動し継続性に欠けている。委員は毎年の異動で情報の理解が低く、会員の成長を妨げている。
5)活動的会員は幾つもの委員会を担当している傾向がある。
6)奉仕活動プロジェクトの結果報告が不十分な傾向にあり、次ぎへの活動の見直しに十分な反映がなされていない部分がある。
7)中長期的な展望が無く活動期限を明確にしたほうがよいと巴われる。
8)クラブリーダー育成が4)等の理由により妨げられている。
今後の具体的導入検討事項
1)CLP導入検討委員会において、中期的(2から3年)活動計画案を立案策定し目標を明確にする。
2)上記の提案を尊重しつつ、単年度制のよさは保持する。
3)グリーンロータリーにふさわしいクラブ細則を検討し改定していく。
4)奉仕プロジェクトの目標の明確化、実施後の結果報告を確実なものにする。クラブ会員全員がいずれかの奉仕プロジェクトに参加する。
5)各委員会委員は、3年に亘る担当制とし、委員の資格を明確にする。
6)奉仕予算が増額できるよう予算配分を再検討する。尚予算構成は従来と同様で、クラブ運営予算と奉仕予算に区分する。
7)クラブリーダーの養成については、特別委員会の設置を検討する。
8)クラブの活性化を目指し導入後、毎年不適合の見直しを行い、向う3年以内にCLP完成構築する。
<質疑応答>
●佐藤艮吾会員−まず、長期に関わる委員会の理事は固定的なのでしょうか?それから、クラブの活性化のためには、成果主義を導入して、目標を持つことは必要だと思いますが、CLPというのは、奉仕プロジェクトを重視したものと考えて良いのでしょうか?そして、資料には、各委員は3年とかかれているがこれは流動的なものなのでしょうか?
●大野会員一委員長は、固定的ではないと考えています。個人の奉仕から、集団での複数年度の奉仕へと以降する意味だとお思います。RIで導入されたからとかではなくて、臨機応変にクラブで運用していきたいと思います。
●金子会員一内容がまだ良くわからないところがあります。導入の理由を読みましたが、現在の単年度制がそんなにいけないものとも思いません。役が重なっているのを一つの役にするのは賛成です。ただ、クラブリーダーの育成と書いてあるのは、少し押しつけがましいかなという気がします。また、3年ごとということですが、1年だったらできるけど3年も役をやるのは難しいという人もいるのではないでしょうか。3年ということで理事会で割り振りができるのかと心配になります。ともかく、あまりピンと来ない実感です。
●山本会長一確かにそのとおりで、無理矢坪に押しつけることはできません。円滑な運営が必要だと思います。CLPを導入すればすべてバラ色ということではなく、その弊害も出てくると思います。十分見極めて、順次良い方向へ進めたいと思います。
●小川会員一細則検討委員会で文献を見た程度なので、まだ良くわからないところがあります。中長期の目標設定というのは良いと思います。私たちのクラブでも宇宙少年団というのは、すでに中長期的な委員会となっています。
また、私は会長の時に会費の値下げをしましたが、ロータリーに不必要なものを避けて、簡素化することは必要と思います。CLPがそれに役立つなら良いと思います。導入の理由のところを読みましたが、CLPを導入すれば、これらが全て良くなるというものではないと思います。実際の運用が問題で、例えば、委員長なども3年やるというのではなくて、委員長と委員を交代しながらやっていければ良いのではないかと思います。
●宮崎会員一地区のセミナーでも会員が滅ってきているので、CLPを導入せざるをえないという方向性です。ただ、CLPだから何でもうまく行くということではありません。ただ、単年度では、年度始めになかなか活動が出来なかったり、遂に年度の終わりに慌てるという弊害がありました。また、単年度でなければいけないという遂のしばりもあります。そこで、やはり、会長経験者や委員長経験者が集まって中長期の計画を建てることは必要なんだろうなと思います。導入してから問題点をみんなで考えていけばと思います。CLPで奉仕を強化するという効果があがるかどうかは、やはり会員の熱意の問題だと思います。
●鈴木会員−ロータリークラブはアメリカで出来たもので、その枠組みの中でやっているので、CLPがRI理事会で決議されたのであるから、制度を導入するのは当然として、どのように効果的に運営するかを早く話し合っていきたいと思います。
●神座幹事−まさにそのとおりで、CLPをどのようにアレンジするかは、会員の創造性の問題だと思います。来期に立ち上がることを希望した一人として、今後、皆でどのような組織にするか考えていきたいと思います。
●西迫会員一社会奉仕の委員長をしていて、中長期の計画が必要だということは実感します。ただ、実際の問題として、委員長一任ということが多かったり、何かを頼んでも「できない」と言われたりすることも多くあります。会員全員が協力できることは協力していくという気持ちを持だないと、委員長だけのクラブとなってしまい、何をやっても変わらないのではないかと思います。
●柏木会員一皆の言うとおりで、実際の動く現場が重要だと思います。委員会運営をどうするかが問題です。
●神座幹事一現在の委員会に複数所属するやり方から、一委員一委員会へと移行すると、それぞれ負担する量に差が出る可能性がありますので、それはじっくり時間をとって組織づくりをしていくことが必要だと思います。引き続き来月のフォーラムでも議論をしていきたいと思います。
次年度が良い形でスタートを切れたらいいなと考えます。