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相模原グリーンロータリークラブ 第644回例会週報 |
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643回 | 645回 | 2005-06週報目次 |
◆「ロータリーの広報の有り様、そして「友」の活かし方」◆
原 幹朗 会員
「年忘れ 日本の歌ききつつ 静寂に座す月のかがやき」? ぼんやりとした日々を送っていたら、石井幹事から卓話の要請!広報・雑誌委員長として何もお役にたっていない自分を再認識し、あわてました。年初の活動計画ではかなりしっかりした企画を練り上げたのですが、実践が伴っていません!反省しつつその原因を考えました。そこで気が付いたことはWHAT(何を)&WHY(何故)のつき詰めの甘さでした。とかくHOW TO(如何に)に目が向きがちですがWHAT(何を)&WHY(何故)がぐらぐらしていては、他人に伝えることも、求めることも能わないのは当然です。広報について言えば、「ロータリーの魅力、持ち味」を世間にお伝えするのが基本です。世間の言葉で解りやすく、そして自分自身の言葉(実感)で伝えなければ理解してもらえないでしょう。
さてここで皆さんにお聞きしたいと思います。ロータリーとは?その魅力は?その特徴は何ですか?・・・奉仕する人の団体、職業倫理の向上運動、生涯をかけての有志の集まり、大人の親睦団体、大人の道楽、町のステイタス・シンボル等々・・・皆さんの実感は様々でしょう。十人十色で、かつ色々な姿が“まだら模様”になっているのではないでしょうか。幅があり大雑把な姿もまたロータリーの特徴なのでしょう。ロータリーは確かに職業人の倫理向上を目指した世界レベルの運動です。しかしその主人公は、各ロータリアン!各人各様のペースで、各々の職業(日常生活の現場)で取り組むのが基本です。ロータリークラブは共どもの(有志の)学びと、励まし合いの場に過ぎません。さすれば世間にお伝えするのは綱領に記された大目標と、それを背負っている我々の生きざま、学びざましかないのでしょう。私にはロータリーの広報のポイントは、「高邁な目標を背負った生身の人間」の呻き声、時々の喜び、真摯な姿、失敗の姿、あきらめない姿であるように思えます。大事な事は理想から逃げないことです。それを求める道筋は各人各様!早かろうが、遅かろうが関係ないのです。「歩歩是道場」(ほぼ これどうじょう)<禅林類聚>の心意気です。広報では共に励ましあい、学びあうロータリーの姿をお伝えすることはできます。しかし究極にその姿を伝えようとするならば、それは我々自身の後ろ姿、その蓄積である穏やかで、謙虚で、信念に溢れるはずの人相ではないのでしょうか。そして「ロータリーの友」は我々の目指す大目標の相互確認の場であり、各人各様のロータリーとの関わり、泣き笑いを交感しあう場なのです。迷ったら、困ったら、また感激を求めたかったら「友誌」を読みましょう。何等か感ずるものがあるはずです。
【PS】
1 冒頭の和歌は相模原RCの佐藤清一会員が「友」に寄稿されたものです。(1988年4月号)「とても穏やかでいいなあ?」と思い、お借りしました。
2 実践編では「地域マスコミとのふれあいの場」を持つ所存です。「広報」の前提として「広聴」が肝要だと思います。
3 若い人たち(RAC、IAC、米山、ローテックス等)と、ロータリーを語り合う機会を考えたい。
4 友誌は月間等、同一テーマで時系列に「まとめ読み」することをお勧めいたします。自分のお役の関連のテーマなら興味が続くと思います。
5 重畳的なテリトリーでは、共通に抱える「我が町」に向けての合同広報も良いと思います。名刺広告等の合理化での原資獲得、それぞれが行っている地域奉仕の現状、それぞれが思っている「ロータリーの基本」等を再確認する良い機会でもあります。ガバナー補佐の協力が必須!
6 「友誌」のバックナンバーを親クラブ、グループ内の他クラブの長老の御協力で揃えたい。グループの共通資産にしたら如何?