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相模原グリーンロータリークラブ 第640回例会週報 |
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639回 | 641回 | 2005-06週報目次 |
◆PETS研修の報告◆
−ロータリーの本質とRI・地区・クラブの関係−
山本 正司会員
次年度会長の登竜門である会長エレクト研修セミナー(PETS)が平成18年3月9日藤沢グランドホテル湘南で開催された。開催日は以前より決められていましたが当日大安であり仕事の方を心配していましたがどうにか安心して心おきなく研修に参加できた。ホテルの会場で各分区毎に円卓で次年度ガバナー補佐(原会員)を囲み、和やかなうちに研修が行われた。スクーリング形式と思っていましたが円卓でしたので、一方的に押し付けるといった意味合いが薄れ自然な感じがして主催者側である地区の配慮がうかがわれた。
先ず西田隆ガバナーエレクトが次年度国際ロータリーのテーマ、「LEAD THE WAY (率先しよう!)」を発表し次年度RI会長は、ウイリアム(ビル)ボイド会長エレクトでニュージーランド出身の温厚な紳士とのことでした。
国際ロータリーのテーマは前年度が「ロータリーを祝おう」今年度は「超我の奉仕」と毎年RI会長が就任するに当って掲げる重点目標あるいは指針です。
表現は異なるが、いずれもめざすところはロータリー運動の促進であり、ロータリアンを鼓舞し、社会改良の契機を創るためのものです。
RIビル・ボイド会長エレクトは寛容と思いやりと誠実さを日々実践し、自ら手本を示すことによって、ロータリーの道を率先するよう、皆さん一人ひとりにお願いしたい。そして良きリーダーたる者が謙虚さを備えていることを踏まえ、私は皆さんに親切心と微笑みを持って率先して頂きたいと述べています。
さらにいかにして新会員を惹きつけるかについて話すことに時間を費やすのは賢明ではない。その時間があればクラブの充実に費やした方が効果的といえる。なぜならロータリーが適切に機能していれば、現会員を維持し、新会員を惹きつけるに十分な魅力を備えているからとも述べています。そして次の3点を主軸にすることをお願いしたい。
(1) クラブの管理運営を効果的に行う。
(2) 会費に充分見合う価値を提供すること。
(3) 意欲を喚起する有益で実り多いプロジェクトの実施。
強調事項として
水保全 保健と飢餓 識字率の向上 ロータリー家族
次に地区の運営方針(西田隆ガバナーエレクト)
クラブ奉仕を重点項目とする。
クラブの運営や例会のあり方等委員会の活動を含めて、改善しなければならない問題点は数多いのではないか。
DLP(地区リーダーシッププラン)によって制度化されたガバナー補佐はこれらの問題解決の相談役として助言いたします。又地区の各種委員会は担当分野の情報を的確に提供する。私どもは皆様と共に効果的なクラブ達成のために力を合わせていくと力強く述べられました。
その他、松宮パストガバナーよりクラブ会長としての責務そして管理・運営・地区リーダーシッププランについてパワーポイントを使い説明がありました。
午後は中西パストガバナーより米山記念奨学会について、続いて後藤パストガバナーのロータリー財団、最後に神崎パストガバナーより大変解かり易いRI・地区・クラブの解説があり参考になりました。
ロータリーは100年経って102年目になった。ポールハリスが造った初期の頃に戻ることも時には必要と考えている。クラブの運営にあたっては簡素化し大事なことは親睦をベースにユニークで楽しいクラブにすることですと述べられたことが印象的でした。
以上たくさんの話やら説明をお聞きして結論として理解したことは以下のとおりです。
各ロータリークラブがロータリー組織の基本であり、国際ロータリーの会員ということです。国際ロータリーの標準定款を遵守した各クラブの定款をもとに細則はその範囲にて自由につくることができる。つまりクラブには自治権があり、国際ロータリーは管理団体として存在する。さらに地区はガバナーの諮問機関である。一方ロータリーの本質は超我の奉仕を目的とした心の改善運動ということになる。
したがってこの関係をよく理解すれば、次年度の目標であるロータリー財団一人180$とか米山記念の一人20,000円というのはRI、地区からの押し付けでないことが解かります。目標はあくまで目標であり、その理解して到達する過程が大事であり、その心の改善運動にこそロータリーの本質があると思う。
私はPETSに参加して洗脳された。