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相模原グリーンロータリークラブ 第501回例会週報 |
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500回 | 502回 | 2002-03週報目次 |
◆AT THAT TIME MIRACLE HAPPENED その時奇跡が起こった 大澤 会員 |
皆様こんにちは!!大澤敏男です。少しのお時間、おつきあいをお願いします。 私はPADI(プロフェッショナルアソシエーションダイビングインストラクター)という世界175ヶ国が加盟し、アメリカ合衆国のカリフォルニアに本部がある世界最大の潜水団体認定のプロフェッショナルスキューバーダイバーです。 私には、妻と今年19才になる息子がおります。妻も息子もダイビングのライセンスを取得して家族3人で様々なポイントへ潜りに行きました。国内にも沢山のダイビングポイントがありまして、中でも沖縄の海に大変感動し今でも、毎年沖縄に行っております。 スキューバーダイビングは、ルールさえ守れば安全なレジャースポーツですが、しかし何かが狂うととんでもない事態になります。それは海という自然が相手なので常に状況が変化します。潜水事故は毎年30件?60件起き、20名?30名のダイバーが死亡若しくは行方不明となっています。1999年8月13日家族3人で沖縄に行きました。息子が来年に高校受験を控えており、気分転換になればと思ったからです。 今から本題に入ります。AT THAT TIME MIRACLE HAPPENEDその時奇跡が起きた。ダイビングポイントはケラマ諸島の黒島というポイントで本島より西へ40kmの位置にあります。泊港より船で2時間位で行けます。当日の天候は低気圧の影響で波は3mを越えており、危険な状況でした。5名で潜水し、1名がパニックに陥り急浮上してしまいました。私達3人も仕方なく水面に浮上したら海は大荒れ暴風雨で周囲は全く見えません。波が高く波酔いをしてしまい、波酔いは内耳の平衡感覚をつかさどる三洋規管が刺激を受けると交感神経が緊張し自律神経に一過性の障害が起こし、吐気、めまいなどが起こります。 流されて40分、息子のエアーの残圧計を見ると0、すぐにシュノーケルを口にくわえさせ落ちつかせました。目を見ると恐怖で震えています。 水中では体温がどんどん奪われ「このままでは死ぬ」頭をよぎりました。 趣味で始めたダイビングで子供を殺す事になる、その時漁船が近くを通りかかり救助されたのです。息子はそれ以来ダイビングは辞めてしまいました。今同じ地球上で戦火があがって今も死傷者が出ています。本当に悲しい事です。今生きている事を感謝してこれからもダイビングは続けていきます。
ありがとうございました。
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◆NEWS |
(1)RI理事ノミニー選出、ブリスベーン大会 オーストラリア、ブリスベーンで開催の2003年RI大会で、2004年7月1日から2年期限の新理事を選出します。RI細則に従いラタクルRI会長が次の8名を公式の理事ノミニーとして発表しました。(訳者註:日本以外は氏名、其の他を省略しました)
1.フィリッピン(ゾーン7)
ロータリー年度の第34半期中にローターアクト、インターアクト、RCCの増加が続き、多くの国にクラブが生まれました。総数50万に近い会員が全世界でロータリーの思想を広めると同時に将来のロータリークラブ会員の源と成りつつあります。
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