<PETS報告> 佐藤眞一会長エレクト
2002-2003年度 国際ロータリー会長
ビチャイ・ラタクル氏(タイ、バンコク、トンゴリ、ロータリークラブ)
1969年よりタイ議会として9回の任期を務め、民主党の指導者、外務大臣、副首相、下院の議長及び委員長を歴任家族は夫人と3人の子供5人の孫、趣味は、園芸、ゴルフ、読書
2002-03年度 国際ロータリー・テーマ
「慈愛の種を播きましょう」(sow the Seeds of Love)
ビチヤイ・ラタクル氏は次の様に言っています。
現在、ロータリーの名において沢山の活動が行われていますがその中には変わらぬ1つの基本があります。それはロータリーにおける最善の親睦、奉仕は常に愛の真心から出たものだということです。ひとたび、慈愛の心が私達の行動に吹きこまれると、私達は、時間や金の犠牲に関係なくより多くの事を成しより多くのものを与えようと奮い立たされます。
まさに慈愛こそすべてのロータリーの仕事を背後から支えて、これを最善のものにする原動力なのです。
かつてマザー・テレサがこう言いました。
「どれだけ沢山の物を与えるかではない。大事なのは、どれだけ満ち溢れる慈愛を込めて与えるかです。」
私達ロータリアンは十分に慈愛の心を備えているのですが私達の目標を達成するためには、私達の信条と負託を共有してくれる人々がもっと沢山必要なのです。できるだけ多くの人々の心に慈愛の種を播くことです。
具体的には、次の4点に触れています。
1.ロータリーは慈愛の種を播く無数の道を示している。自分達の地域社会のニーズは、自分達が一番良く知っており、上意下達ではなく、自発的創意で草の根レベルから立ち上がって動くことが大事(ボトムアップアプローチへの移行といってます)
2.真実ロータリー奉仕の喜びをすべてのロータリアンに直接味わって頂くこと。様々な奉仕活動を通し、慈愛を吹き込むという機会を経験すれば自分がロータリアンであることの意義を十分に感得するでしょう。
3.ロータリーを簡素に、と私はロータリアンを激励する。ロータリー奉仕の理想は、その手段方法の多様性によってどの様にも解釈できます。それをこれ以上複雑にする必要はありません。ロータリーは他人に対する奉仕を通じて親睦という機会を提供するものです。
4.何処に慈愛の種を播くのか?どうすれば効果的か?
・まず最初に自分のクラブに慈愛の種を播く
・自分の職場に慈愛の種を播く
・地域社会に慈愛の種を播く
・そして最後に世界に慈愛の種を播く
2002-2003年度 第2780地区ガバナー
鹿島 直麿氏 (相模原中ロータリークラブ)昭2.5.1生
株式会社 寿食品 代表取締役会長
2002-2003年度 地区目標
1.会員増強と退会防止
2.ロータリー財団プログラムへの参加
3.ロータリー財団と米山奨学会への寄付
4.広報 IT委員会の設置
その他
DLP 「地区リーダーシップ・プラン」の実施
ガバナーの補佐 第5分区 塚田久雄氏(相模原中)
ガバナーの職務の一部をガバナー補佐に委任する
クラブ協議会 クラブ管理はガバナー補佐が行いガバナーは今迄通り公式訪問は行う
ガバナー事務所
3月1日から開設
相模原市相模大野7-8-10大塚ビル6F
TEL042-741-2780 FAX042-741-2791
E-mail:rid2780@fsinet.or.jp
講演「ロータリーの本質」
教育と研修第2ゾーンコーディネータ
神崎正陳 PG
時代とともにロータリーが変っていくというのはしょうがないが本質をどう考えるかである。変えていけないものは何か、そして新しいものを取り入れながら発展していくことが大事で、それにはロータリーとは何かという基本原則を思い出すことである。RIのやり方も変ってきていますが、RIの要望やメニューを勝手に義務だと思い込んでいるようですが「うちのクラブではどういうふうに受け止め、どう対処するか」考えることが必要。ロータリーの基本原則の1業種1会員制についてRIは5名はいいよと言っています。
これはRIの許容範囲であり入れるかどうかはクラブの自由な裁量なのです。RIはクラブの自主制を尊重しており、クラブは『ロータリーの基本と忠実なクラブにしていくか』はクラブ自身が決めることです。クラブの意思決定は理事会であり理事会のメンバーがいかにしっかりしたロータリー感を持っているかということが必要であります。従って理事会の決議はクラブ会員の総意に近い意思決定ができることが大切である。自主性のもっている本当に重要な意味を理解し、そして会員のもっている意識を高めることです。そのためには、協議会の流れやクラブの委員会がしっかり機能している必要があります。これからのクラブはステータスを求めるのではなく、個性的なクラブ、特色のあるクラブなど様々なクラブが出来てくると思いますが自分のために会員がそこにいる価値のあるクラブにして下さい。
神崎パストガバナーはRIのテーマ慈愛の種を播きましょう(Sow the Seeds of Love)についてこれを翻訳した佐藤千尋さんはLoveを慈愛と訳していますが、慈愛とはいつくしむということであり「愛」の持っているもっと広い意味をせばめていると言い従って愛と訳しても問題ないのではと。ロータリーは先輩者が多いので愛では抵抗があったのでしょう。
又神崎パストガバナーはビチャイ・ラタクルRI会長の『充実したクラブに関する会長メッセージ』の一部について今まで聞けなかった感激した部分があると指摘しましたのでその文面を紹介します。近年ロータリーは数多くの新しいメディアと新しいプログラムを取り入れてきました。すべて恵まれない人々のためです。ですがクラブレベルで私達をより一層充実させるに足りるだけのことを行ってはいません。おそらく私達は、しばらく歩みを止めてロータリー奉仕の理想の最初に生まれたときの基本に返るべきでしょう。
基本原則
1.積極的に奉仕に参加する
2.職業分類システムに従う
3.入会式を特別なものにする
4.新会員に情報を提供する
5.高い倫理水準に多いに貢献し続ける
6.意味深いクラブ目標を設定する
7.ロータリーの全世界での探求の継続(会員増強 毎月1名位増)
8.慈愛でクラブを充実させる
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