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地区インターアクト研修旅行(国内)の準備 2003年10月25日 |
さる10月25日(土)の15時〜17時まで藤沢産業センター会議室にて「インターアクト研修旅行」についての打ち合わせ会議が開かれました。これは地区大会時に行われた、「研修の国内化」に伴うオリエンテーションに続き、さらに具体的な内容の詰めを行うものであります。SARSのための余儀ない切り替えでしたが、逆により改善された内容を模索したいとの願いが込められました。 会議には、石黒担当ガバナー補佐、矢部新世代奉仕副委員長、地区インターアクト委員、顧問教師の方々そしてインターアクターの皆さんが参加されました。弥栄高校IACからも石崎貴大会長、池田麻梨子副会長の二人、そして顧問の湊先生が参加されました。 最初に神田インターアクト委員長から旅行の概要(予定)が報告され、全員で細部についての検討が行われました。 今回の特徴は (1)インターアクターの希望を積極的に取り入れる、 (2)2泊3日と長期化させる、 (3)より多くの参加者の追求(インターアクター各5名参加をイメージ、顧問教師全員)、そして (4)D.2620のインターアクターとの積極的な交流 (5)来日当地区「交換学生」(全員)の参加・同行により国際的な輪の拡がり、触れあいUPを目指す、 の5点であります。この席で富士山クラブの活用も提案されました。 その後11月12日(水)夕方に、弥栄高校IAC、県立座間高校IAC、津久井高校の3校合同の検討会が弥栄高校内で実施されました。「研修旅行での自主企画の有り様」についての模索がその目的です。これ検討会自体が、自発的な協働作業であり、触れ合いの拡がりは好ましいものです。 しかし現時点(12/19現在)ではD.2620との調整が残っており、その実施内容の多くは未定のままであります。しかしイメージを相応に持っていただくために、「叩き台としての、スケジュール」(私案)をご提示いたします。 正式には1月31日(土)に藤沢商工会議所・会議室で開催予定の地区IAC会議(地区IAC委員会、提唱クラブ、各IACのインターアクター&顧問教師対象)で決定される予定です。 →D.2620との調整、参加人員の確定の後に最適な内容が模索される! <私案> 第1日目:2004年3月29日(月) 県北、県央、湘南と順にチャーターバスでピックアップしていく。 10時30分頃には東名大井松田ICから東名高速に入る。 12時には沼津ICに到着、IC近くのレストランで昼食をとる。 昼食後に移動、IC近隣にある「米山梅吉記念館」を訪問する。 ※ 「米山梅吉記念館」?駿東郡長泉町上土狩346(0559-86-2946) 13時?14時まで記念館の見学 14時?15時30分までD.2620の沼津地区のインターアクター生徒達と 交流する企画(会議室にて)。 16時 「米山梅吉記念館」を出発、沼津ICから東名高速にて三ヶ日ICに 移動、宿泊場所の浜松ホテル(12000円?/人)に入る。 18時30分? D.2620の浜北地区のインターアクターとの交流を兼ねて バイキング夕食(1時間半?) 22時には就寝 第2日目:2004年3月30日(火) 7時 起床、朝食 8時 出発、三ヶ日ICから東名にて富士ICに向かう。 10時 富士ICを降りて、国道139号線を北上し朝霧高原富士丘に向かう。 11時 朝霧高原富士丘の静岡県立「朝霧野外活動センター」に到着する。 (注)朝霧野外活動センターの写真を御参照下さい! 11時?12時 本日のオリエンテーション。 D.2620の山梨地区のインターアクター、NPO「富士山クラブ」の会員と 合流する。顔合わせ&ご挨拶! 12時?13時 昼食 13時?14時 「富士山クラブ」会員の講演→「富士山の環境保全について」 14時?15時45分まで 環境保全等相互の取り組みについてのフリー・ディ スカッション。 → 野外広場でFire Side Meeting=「焚火体験」、グループ毎に実施する! 16時?17時 室内に移動、会議室にて全体報告。 17時?18時 フリータイム 18時?19時 夕食 19時?20時30分 懇親企画(D.2620の山梨地区のインターアクターとの!) 22時 就寝 第3日目:2004年3月31日(水) 7時30分 起床、朝食、体操 8時30分 出発する。インターアクターの自主企画に依る! (例?晴天であれば樹海探検・観察、逗子開成・六島洞の見学?) 雨天であれば富士国際花園、河口湖オルゴール博物館等の見学 12時30分? 河口湖近辺で昼食 13時30分?15時45分まで 富士急ハイランド等で自由時間 16時 帰途につく(二手に別れる) 第1グループ 御殿場経由で湘南、県央に向かう 第2グループ 中央高速にて県北に向かう(事務局マイクロバス) それぞれ19時頃には各地で解散か? ※ 富士山クラブとは? 特定非営利活動法人であり、その本部(静岡事務所)は三島に置かれています。 [〒411-0036 三島市一番町9-42大洋ビル3F、055-983-4133] 同クラブは平成11年11月4日に経済企画庁より特定非営利活動法人の認証を受けました。その設立主旨は以下の通りです。 【富士山クラブ設立趣旨】 名実ともに我が国の象徴であり、日本人の心のふるさとでもある富士山。 古くより歌に詠まれ、書画に写されてきたその美しさは今も失われてはいません。しかし、かつて富士山に広く存在した美しき原生林は各所でその姿を消し、観光道路によって大量に押し寄せる観光客や登山客が残すゴミとし尿の類は、自然の持つ分解・浄化能力をはるかに超え、まさに目を覆う環境破壊の現実が山林をむしばんでいます。 山麓に目を転ずると、富士山が持つ最大の恵みであった湧水の減水・枯渇の問題を始め、本来自然界には存在しないはずの各種有害物質の検出すら相次いでいます。 周辺の道路整備によって、不特定多数の人間が山域に無制限に立ち入ることにより、心ない人々のゴミの投棄や踏圧・盗伐・野生動物の轢死など、生態系の破壊に直結する行為となって顕在化しています。 さらに、富士山をとりまく観光形態は、限られた一時期に一部の空間に人々が群がる、オーバーユースの状況となっています。まさに、富士山は痛み傷つき悲鳴を上げているのです。 この富士山の厳しい環境破壊の実態をふまえ、いまこそ富士山をとりまく諸問題と真摯に向き合い、自らの手で富士山の環境を守り、創造していく「人材」と「組織」の育成や環境情報の発信が急務であると言えます。 本会は、いままでとかくバラバラに活動してきた市民・行政・企業がパートナーシップを取り、三者が一丸となった新たな富士山の環境保護・保全・改善活動の体制づくりに邁進するものです。さまざまな活動を通して、富士山の「現状を知り」、自らがこの活動に関わる意味と使命を「考え」、これを「実践」し、「成果」を蓄積していくこと、そして、富士山の環境問題に取り組むことを通して、日本の環境問題を解決するための処方箋を考えることを目的とするものです。 具体的には、人材と組織の育成、環境情報の受発信、専門家集団の育成、富士山環境ボランティアのネットワーク化を図るとともに、今後、必要とされる富士山の環境利用の在り方についての調査・提言を行うものです。併せてこの活動を広く社会に紹介し、その趣旨と成果をアピールすることで、日本人の心のふるさと、人類共有の財産である富士山の持つたぐいまれなる貴重な環境を守り、後世に伝えていくための諸事業を展開することを目的とするものです。 【その具体的活動の柱はエコツアーです】 <富士山クラブエコツアーとは・・・> 富士山クラブとは、1999年11月、当時の経済企画庁から法人承認を受けた特定非営利活動法人(NPO)です。私たち富士山クラブの目的は、一般市民企業・行政の参加によって、日本のシンボル「富士山」を美しいまま後世に残すことです。出来ることならばこの富士山を世界遺産にしたいとも考えています。 そのための具体的な活動として、富士山クラブは「富士山クラブエコツアー」を企画・運営しています。エコツアーというのは富士山麓に広がる火山群や原生林、そこに生息する野生動物などを観察したり、その自然の中で人々が生み出した伝統文化を体験したりすることで、富士山の豊かな自然の恵みに感謝する心をはぐくみ、自然との共生の仕方を学ぶキッカケを提供するものです。富士山をこよなく愛する富士山クラブのインストラクターがそのサポート役になります。そしてこのエコツアーの収益金は、無残にも破壊されつつある富士山と、その周辺の環境保全に利用させて頂きます。 エコツアーにも様々なメニューが用意されています。 (1)探検・観察プログラム、 (2)ハイキングプログラム、 (3)創作体験プログラム、 (4)ボランティア体験プログラム の4つがあります。 例えば(1)の探検観察プログラムは以下のような内容です。 厳しい自然の中で力強く生きぬく植物や動物たちの実態や、溶岩洞穴の生成過程などを、経験豊富なインストラクターが楽しく解説します。 ●生命の神秘を学ぶ ? 青木ヶ原樹海 青木ヶ原樹海は、約1100年前の噴火の後にできた原生林です。噴火口は富士山頂ではなく中腹で、今は「長尾山」と呼ばれているところです。噴火した溶岩が冷え、その上にコケが生え、葦が生え、やがて樹木が生え、今のような原生林になりました。 現在、樹海の「地表土」の厚さは平均3cmで、その下は溶岩が固まった岩盤です。このように特異で過酷な環境での、動・植物の営みにはこの青木ヶ原樹海でしか見ることはできません。 ●雨乞いの神 ? 竜宮洞穴 水の神「豊玉姫命」を祭った洞穴です。むかしの人々は水不足のときに竜神に雨乞いの祈祷をしました。今でも、厄除け、商売繁盛、健康祈願にと多くの人が訪れます。 現在でも、8月2日には「竜宮祭」が行なわれており、人跡未踏の樹海の中では唯一人間との関わりを強く持っています。 ●こうもりが棲む ? 西湖蝙蝠穴 富士山麓には、100以上の洞穴があります。中でもこの洞穴は三層構造になった珍しいものです。 この洞穴は、一年を通じて同じ気温です。こうもりが棲みやすいので、かつては多くのこうもりがいましたが、人が入り環境を変えてしまったので、こうもりがいなくなりました。そこで、近年、足和田村によって整備され、こうもりが戻ってきました。支洞も含めて総延長350m以上ある洞穴の奥に、こうもりが棲んでいます。 ●富士山と樹海を一望 ─ 紅葉台 紅葉台は、富士山ができる前からある御坂山塊の一部です。ここでは、特異な原生林「青木ヶ原樹海」と一般的な「森林」との違いを観察できます。展望台からは、富士山の寄生火山や青木ヶ原樹海の広がりを一望できます。 昼間は見ることが出来ない動物でも、夜、静かな樹海の中で息をひそめていると、出会うことが出来ます。主役はヒメネズミです。丸い目をした小さなこのネズミはミッキーマウスの仲間です。 夜、樹海の中、暗闇と静寂に包まれ、五感を研ぎ澄ますことで自然を実感するツアーもあります。 エコツアーセンター 富士山クラブ 山梨事務所 “富士山もりの学校内” TEL(0555)20-4600 FAX(0555)20-4601 平成15年10月 原幹朗 |