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相模原グリーンロータリークラブ
各種奉仕事業紹介

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右京さんとの協働奉仕

      

 F1レーサーとして活躍中の片山右京さんが、今春に大野ロータリークラブの名誉会員になりました。彼は常日頃から「人はもっと元気に、生き生きしよう!」と積極的にボランティア活動を実践している方です。
 F1レーサーとしての華やかな世界!その虚実をかみしめることが、"本物の人生"を求めるきっかけになったそうです。そして彼は、ロータリーへの入会をきっかけに、協働による地域奉仕を提案しています。自分の持ち味をロータリー運動で活用して欲しいとの願いです。
 最初は大野RCへの打診でありましたが、より大きな輪の中でと、グリーンRCそして第5グループへの呼び掛けとなった次第です。先日の当グループ会長・幹事会でも、関戸ガバナー補佐からご説明があったようです。
 さて具体的なプログラムであります。まず基本的な考え方が肝要です。
 右京さんからは、有名人として、プログラムでの人寄せのきっかけでも良いと言われました。右京さんの名前を存分に活かしてほしいとのご趣旨であります。まことに心強いご申し出であります。しかし我々は右京さんの今までのご活躍、ご苦労に裏打ちされた彼の真髄、真骨頂を活かしたいと思います。
 単なる有名人ではなく、有名人になるプロセスで得られた右京さんの本物の人格であります。危険と隣り合わせでのギリギリのチャレンジ、一つの甘えも許されない厳しい勝負、多くの関係者とのコラボレーション等々。
 「徹すれば、哲する!」の世界があると思います。
 右京さんの持ち味を活かすとは、右京さんの名前ではなく、右京さんの人生観、人生に対する姿勢をアピールすることなのです。その観点からすれば、大きなイベントでなくても、味わい深いプログラムを組む事は可能です。
 例えば若鮎ビレッジで実施している登校拒否児童(平成13年度、市内で555名)の「やる気造り」の企画への協力があります。我々なりのプログラム・セットもあり得ます。少人数プログラム(20人程度、親御さんとのセットも可)ではありますが、本物の人間、本物の大人でなければ影響力は発揮できません。重ねて実施すれば、更に輪は拡がります。我々ロータリアンもかかわれば、我々自身の生きた勉強にもなるでしょう。
 ともあれ本物の右京さんを活かしたプログラムを創りたいものです。

平成15年7月 原幹朗