去る6月5日(土)夕刻より、小田急ホテルセンチュリー相模大野にて「相模原大野RC創立10周年記念式典、同講演及び祝賀会が開催されました。当クラブからは佐藤会長、高橋幹事、国際大会帰国直後の宮崎P.会長、福本P.会長等多くのメンバーが参加いたしました。
大野RC は平成5年6月5日の創立で、スポンサークラブは相模原西RCです。初代会長は児玉一郎さんでありました。チャーターナイトで当時の山本淳正ガバナーが、初代児玉さんの会長方針であった「己を満たすには、先ず、他を満たすこと・・・超我の奉仕」を賞賛していた事を思い出します。
さて大野RCは決して派手な活動を展開しているクラブではありません。しかし御一緒した「献血街頭キャンペーン」でもわかるように心のこもった活動(呼び掛けの声、気合いは天下一品!)は定評のあるところであります。
そして今回の10周年プログラムはネパール一色!米山学友会のラジェンシュ君の御縁だと拝察いたしますが、大野RCの独自色を感じることができました。
プログラムは大変好評で、その時間配分、ほほえましい司会の方のミス(率直、照らいのなさに皆好感)、田部井淳子氏の環境保全&ヒマラヤ登山体験談、ネパール民族衣装・音楽の紹介そして聴導犬の実演等、全てが際立っておりました。
特に田部井さんの講演-"山から見た自然環境"は世界の秘境であり、最も天上に近いネパールを、世界共通の財産として保全したいと願う、氏の思いのほとばしるものでありました(リンゴの植栽、ゴミ焼却炉等)。加えて田部井さんのヒマラヤ登山の体験からの一言である『成し遂げようという意志!"意志"、これが全てを解決する』は強く心を打つ言葉でありました。
田部井さん達の体験はプロジェクトX-「エベレストへ、熱き1400日・・・日本女子登山隊の闘い」で詳しく紹介されています。
このような機会を与えていただいた小山哲夫会長以下、大野RCの皆様に感謝するとともに、その御尽力に敬意を払いたいと思います。 平成15年6月 原幹朗
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