平成15年5月17日(土)にホテルセンチュリー相模大野で、相模原東ロータリークラブの創立20周年記念式典が挙行されました。当クラブからも佐藤会長以下、14名が出席いたしました。
式典には小川相模原市長を始めとする来賓の方々、友好クラブである新札幌RC、姉妹クラブ締結を行うフィリピン国ラスピニアス・ノースRCのメンバー、第5分区のロータリアン等が数多く参集しました。
そして式典後の記念コンサートでは同クラブの名誉会員である"エレジーの女王"菅原都々子さんが往年のヒット曲を歌われました。「江ノ島悲歌」(昭和26年)、「月がとっても青いから」(昭和30年)等々。当時20代の青年時代を送っていた浮田会員(昭和2年生れ)が耳を傾け、「こそばゆい感じの笑顔」をされているのが印象的でした。ともあれ菅原さんの背筋のピンとした姿は見事なもので、かくありたいと皆で話しておりました。
さて相模原東ロータリークラブですが、昭和58年6月18日に創立され、認証は同年11月21日であります。スポンサー・クラブは相模原中ロータリークラブ、特別代表は鹿島直麿さん、拡大補佐は川合貞義さんでありました。初年度代表は黒須正さんで、会員数は認証状伝達式パンフレットによると38名だったそうです。
相模原東ロータリークラブの増々の御発展を願って、同クラブ認証状伝達式における当時259地区の拡大カウンセラーであった加藤進治氏のご挨拶を重ねて紹介いたします。
それは1900年に若くして死んだアメリカの詩人スティファン・クレインの「私は男を見た」という一遍の詩のご披露でありました。
/「一人の男が地平線に向かってかけてゆくのを私は見た。地平線に向かって、いくらかけていっても、地平線は更に更に向こうに行ってしまう。私は『無駄だよ』と云いました。然し、男は『馬鹿を云うな』と云って、またかけて行きました。」/
加藤さんは「終章なきロータリーの奉仕の在り方」を伝えたかったのだと思います。
それだけに初心は大事です。初心に戻ること、目指す方向を再確認することが周年行事の本旨なのでありましょう。節目をきちんと噛み締めることです。我々も他人事だと思わずに、自らの「振り返りの機会」にいたしましょう。
平成15年5月 原幹朗
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