相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第793回例会週報

2008-09週報目次
◆「姉妹クラブ」
津久井中央RC 佐藤 祐一郎 様

 本日はお招き有難う御座います。私達のクラブにとっては先輩クラブという事もあり、日頃活発に活動なさっている事も聞き及んで居りますので、私共がある意味目標としていました貴クラブにまだ姉妹クラブが無かったと言うのは、意外でした。
 ロータリー綱領にも知り合いを広め、国際間の理解と親善と平和を推進すると書かれている様に、クラブ間の交流は意義深い事業であると共に、ロータリアンに与えられたチャンスではないかと思います。それなりの苦労も有りますが喜びも大きい筈です。

 私共の姉妹クラブは韓国ソウルの隣、車で1時間ほどの城南市に在る城南MORANロータリークラブです。創立22年、会員数50名くらいですが、ガバナーや地区委員長も輩出し、なかなかの力を持っています。

 私共は創立8年目頃、当時の会長が10周年に姉妹クラブを作ろうと呼びかけ、アンケートを実施。その結果、国内クラブや他国のクラブを凌いで韓国に姉妹クラブを作ろうと言う意見が多数を占めました。
 丁度会員に旅行会社の経営者が居りましたので、彼のビジネスパートナーであるソウル在住の金さんという女性の旅行会社経営者に依頼し、金さんのオフィス近くにあった韓国ガバナー団事務所の李事務総長を訪ねてもらいました所、川越のクラブとの姉妹クラブ提携が終結したばかりの李事務総長自身が所属するMORANクラブはどうかという話になりました。
 早速お互いのクラブを訪問し合い、子弟交換、世界社会奉仕の共同事業、記念式典などでの交流と言った目的、訪問時の費用負担、期間を3年としその都度見直す事などを取り決めした上でMORANの15周年(私共の10周年より1年早い)に合わせて姉妹クラブの締結式を行いました。
 その後お互い2回ずつ、子弟10名程を3泊4日で派遣し合い、今年8月にも来日の予定です。

 又マッチンググラントを4回。特に昨年のネパールの女性職業訓練校への支援では、相手方の代表がアルチャナさんというロータリーの友誌でも度々取り上げられている元米山奨学生であったことから、多方面で友情の輪を広げるきっかけにもなりました。今年津久井クラブで担当しているジェニ・ラジバンダリさんは、偶然にもアルチャナさんの教え子でしたし、アルチャナさんを支援している鈴鹿ロータリーや芦屋ロータリーの方々とも知り合いになれました。
 先週も一泊でMORANの会長離就任式に5人で出席したのですが、席上私と金さんが交流に寄与したという理由で、感謝杯を授与される栄誉を受けた時は、彼らとの友情を育んで来たことに喜びを感じ、本当に感激しました。

 ただ様々な問題を抱えて事も事実で、積極的に交流する会員が一部に限定されたり、積極的事業は韓国でも指導的立場のMORANとの交流故であり、そのことが私共平凡なクラブにとっては負担になっていたりもします。例えば我がクラブには派遣する子供がいないのに、MORANでは競争状態であったり、MORANではホームステイが当たり前なのに、こちらではキャンプ形式を取らざるを得なかったりします。

 一番の問題は言葉の問題で、金さんと李さんが日本語も堪能なのでお二人が居られる時は良いのですが、大人数の時や今後の問題になる可能性も有ります。

 とは言っても私達は韓国に家族ぐるみで付き合えるかけがえの無い友人を持つことが出来ましたし、その輪をさらに広げつつあります。又単独では出来なかったロータリーの意義あるプロジェクトにも、MORANの指導により参加する事が出来ました。この姉妹クラブとの共同事業、交流が我がクラブの中心事業のひとつであるという認識は会員全員が共有していると思います。

 本日の卓話の事を事前に我がクラブの旅行会社経営者と金さんに話しました所、希望があれば姉妹クラブ探しへの協力は惜しまないとの事でした。もちろん彼等は共に旅行会社、ビジネスですから・・・。
 時間があれば質問にもお答えしたいと思いましたが、いつでも構いませんのでお問い合わせ下さい。