「地区便り」
<インターアクトについて> 石井 中和 会員
地区のインターアクトは、4月から始まって翌年の6月迄の15ヶ月間に渡る長期の活動です。これは、学校の始まりが4月からでロータリー活動より先になります。
月に、1回のペースで地区委員会があり、生徒、先生、地区委員の3者が集います。現在、地区内69クラブ中、提唱クラブが14クラブで第3グループ、第4グループ、第7グループには、インターアクトが存在していません。その中でも、現在湘南学院高等学校(横須賀南RC)、県立座間高等学校(座間中央RC)、県立厚木商業高等学校(厚木中RC)は、生徒のいないインターアクトです。
活動しているのは、11クラブです。インターアクトのプログラム活動は、危機的な状況は今でも変わりせん。
お手元にあるインターアクト年間スケジュールを見て下さい。4月には、新旧の委員会から始まり、5月には地区委員と顧問教諭との合同会議、6月には、地区役員研修会、7月に第1回合同会議(役員、提唱クラブ、インターアクトの生徒さん、顧問の先生)があり、この会議で1年間の行動スケジュールが検討されます。
8月には、今年から始まりました、第2590地区との合同サマーミティングがはいりました。これは、第2590地区インターアクト委員会の企画により、テーマを「環境」とし横浜市の協力により、横浜市風力発電所(ハマウイング)並びにキリンビール工場を見学、バーベキューの昼食、交流会があり生徒同志の親睦が図れたと思います。
9月合同委員会があり、10月の地区大会での新世代交流会の打ち合わせがあり、10月の合同委員会で、11月23日の年次大会の話し合いがあり、ホスト校である津久井高校が主体となって、細かな段取りの打ち合わせをしました。
第18回インターアクトの年次大会は、藤沢産業センターです、大会のテーマは「福祉は笑顔へと変わる鍵」で、各校の活動報告の中で、福祉の写真一枚CDの中に入れることで制作中です。
後は、12月25日から29日までインターアクト海外研修があります。訪問地は、台湾・台北(国際ロータリー第3480地区)との生徒同志の交流親睦を目的とします。最後に、3月26日27日に一泊研修が厚木野外キャンプ場で、インターアクトの総仕上げとしての活動があります。
<世界平和フェローシップについて> 小川 忠久 会員
世界平和フェローシップはロータリー財団が行うプログラムですが、大学の成績が優秀であること、その後3年間の職務経験を有するなどの条件を満たした若者に世界7カ国のロータリーセンター(我が国は国際基督教大学)の修士課程において研究する機会を与えるものです。
このプログラムにより彼らは、近い将来仕事や奉仕活動を通じて国際協力・平和・紛争解決を推進するリーダーとなるよう期待されています。財団の教育的プログラムにはもう一つ、大学生を対象とする国際親善奨学金がありますが、世界平和フェローシップはより高度な修士課程の研究生を対象とするものです。
当地区では現在、ケニアからのエマニュエル・ムティーシャ君とバングラデシュからのゴラム・モスタファ君の二人を相模原西RCと大和RCが夫々ホスト・クラブとなりお世話しています。当クラブでお世話したピリ君は来年1、2月に帰国予定とのことですが、現在は首都大学東京の臨時講師や英会話学校の教師をして帰国に備えているようです。引き続き当プログラムへのご理解とご支援をよろしくお願いします。
<財団増進委員会について> 大野 隆雄 会員
皆様こんにちは、一昨日プログラムの福本委員長から今度の例会卓話‘地区便り’お願いしますと電話がありました。それで今日は原稿を用意してきました。
今年の3月ごろ地区より地区財団増進委員を委嘱されました。
さて今年度地区財団増進委員会についてですがアーチクランフ・ソサイエティー(財団に2500万円以上寄付をされた方に与えられる称号)の伊藤延雄委員長そして副委員長は昨年度地区増強委員長の河野秀雄副委員長ほか4名の委員による構成で今年度第1回目委員会は年度始めの7月そして第2回目は先月10月に開催されました。
第1回目の委員会では
1)財団べネファクターに対して何か感謝の気持ちを表したい。
2)財団増進のため11月の財団月間だけで無く1年を通じて希望クラブには卓話提供してはどうか。
2点を討議しました。
第2回目は仕事の都合で私は出席できませんでしたが、内容は今月財団月間の学友による卓話の随行を増進委員会としてどのように支援するかということでした。
グリーンでは10月24日の例会で財団学友の渡辺ローザさんの歌声が記憶にあります。
ところで財団については私が一番不得意とする部門であります。いままで財団の役目はクラブ内でも何一つ経験したことがありません。地区委員の立場でこのような発言はいかがなものかとの御批判もありましょうが、身内だけの例会ですから今日は言いたいことを発言します。
財団勉強不足の為でしょうか財団管理・運営については今でも疑問を感じています。
ロータリーは近年アメリカ中心の中央集権化となってきている傾向にあるとインターネットで指摘しているロータリアンもいるようです。エバンストン帝国などと皮肉った言い方を聞いたこともあります。
財団の基金で特別基金(恒久基金)のその全てが金融投資され、その利益が奉仕会計に使われる事実があります。もしアメリカのサブプライムローン関連投資による大きな損失が発生していたならその穴埋めを誰がするのでしょうか、ロータリー財団がアメリカ法下にあるのはおかしい、どこか中立国にその主体があるべきであるという意見もあるようです。
私は仕事上アメリカのシステムの一部ですが建設工事の契約やその施工について30年近く経験しておりますが、そのやり方の合理性については賛同しておりますが、しかし中央集権的な感覚そして強いものが勝ち的感覚はいつも感じております。
オバマ大統領となり、アメリカは‘CHANGE’されていくのでしょうか。財団について私はここの部分の疑問点を勉強したいとおもっています。
財団事業としてのポリオ・プラスをはじめ財団奨学生、世界平和フェロー、GSE、マッチング・グラント、地区補助金(DDF)その他の色々な事業に恒久基金や年次寄付金のほとんどが使われています。
世界奉仕、世界平和の為何も否定することはありません。今このような異常時期です、ロータリーを批判する時ではなく守らなくてはならない時だと思います。先ほどの委員会報告での遠藤財団委員長のお話のとおりです。御理解・御協力を頂き有難うございます。
<財団地区補助金について> 宮崎 泰光 会員
財団地区補助金とは2003年2月のR財団管理委員会において、ロータリー財団の使命が改定され(地域社会援助プログラムが設定され)、3年の試行期間を経て現在の形で数年前からはじまりました。そして、第2780地区ではDDF,の中から本年度、20000ドルを予算化し、この資金を、各クラブの優れた社会奉仕活動プロジェクトに補助金として1000ドルと2000ドルの2種類で支援し、地区内クラブの社会奉仕活動をより活性化し、さらに地域と深くつながってほしいと願っています。
地区補助金プログラムとして推奨される優れた社会奉仕活動とは、
・プロジェクトの主催者であること。
・地域の支援を必要としている社会ニーズを的確に把握し、ニーズを満たしていること。
・クラブ会員が皆で参加し、汗を流して行うこと。
・活動を透して、地域の人達へ何らかの形で効果を挙げること。
ということです。
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