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相模原グリーンロータリークラブ 第761回例会週報 |
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2008-09週報目次 |
◆「職業奉仕について」 澁谷 武男 会員 |
皆さん、今日は。 |
◆職業奉仕の実践について 井上 栄次 会員 |
職業奉仕について渋谷会員より、その実践についての私の活動について話をしてほしいとの要望がありましたのでお話しさせていただきます。 私は最初から税理士という職業を目指していたわけではなく、大学のゼミナールの先生が就職の世話をする際、「井上君は協調性に欠けるのでサラリーマンは向いていない、税理士でも目指した方がいいのではないか」という鶴の一声で税理士を目指すことになりました。 いろいろな紆余曲折はありましたが、なんとか無事税理士試験に合格し勤務税理士を経て36歳の時この相模原市で開業することができました。 ただ最初のクライアント数は5件収入にして月30万円程度でした、これでは事務所の家賃と事務員の給料を払ったら何も残りません、赤字が続くだけです。したがって私の最初の計画は、いかにクライアントを増やしていくかでした。 そのために行ったのは、最初のクライアント5件に対する徹底したサービスでした。1週間に一度通った法人もありました。開業当初に増えた私のクライアントは、ほとんどこの5件のクライアントからの紹介でした。 1年を経過するころクライアント数は30件を超え、なんとか生活を維持できる状態になっていました。 そのころ私が考えていたのは私のサービスの幅を広げるためにどうすればいいかということでした。そこで私が実践したのが他の士業の若手の人たちとの連携でした。 「相模原ひばり会」という会を作ったこと(開業1年後)がその後の私の仕事の幅を大いに広げました。 弁護士や司法書士、社会保険労務士、不動産鑑定士などに関する質問も相談でき、本格的に相談の必要な件に関しては彼らを紹介することもできるわけです。 次に私の仕事や人脈を広げることにつながったのが38歳の時(つまり開業2年後)に入った、青年会議所(JC)と商工会議所青年部でした、これが私の異業種の人との交流の始まりでした。 税理士の業界は、非常に保守的な業界です。内部の人たちもあまり変革を望まない傾向があるかも知れません。ただ周りの環境はどんどん変化しています。それを私は異業種の人との交流の中で肌身に感じました。私の仕事の幅を広げるのにこんなに刺激になったことはありませんでした。 その後JCを40歳で卒業した後、弁護士の伊藤先生の紹介で入ったのが、当ロータリークラブです。やはりロータリークラブは大人の異業種の交流の場として今も私を刺激し続けています。ほんとにこの会に入ったことを感謝しております。 今開業13年を迎えて、クライアント数は、250社を超える規模になりました。 私が税理士という職業の中で日々意識していることは、法令遵守とクライアントの最大利益です。相矛盾しているようでこの二つは裏表の関係にあります。法に従った中において最大の利益をいつも目指したいと考えています。それがクライアントの会社を安定して成長軌道に乗せることにつながると考えています。今後もそのような考えのもと努力していきたいと考えています。 追 8月初めに、「1カ月100万円稼げる59の仕事」という本を出しました、私が監修した本です。内容は私のクライアントの中で規模は大きくはないが、非常に独創的な営業や技術で成功している先を厳選してその紹介をするとともに成功法則を導きだそうとした本です。非常に面白いと思いますので、興味のある方は是非インターネットで注文してください。ISBN978-4-88320-440-3です。 |