相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第753回例会週報

2008-09週報目次
◆「会員増強について」
金子 英行 会員

 7月7日 RI会長主催会議(会員増強)に出席してまいりました。この会議にはRI会長はもとより、RI会員増強委員長の基調講演もありましたので、その報告を中心にお話申し上げます。
はじめに、基調講演の日本語版がありますので、ここに掲載いたします。

    2008年7月7日 RI会長主催会議(会員増強)
    基調講演 ロナルド・ボービエンRI会員増強委員長

 楽しい仲間と、汗を流して行う充実感のある奉仕活動に魅かれ、私は1976年にロータリーに入りました。
私の住んでいる地域の人々が、ロータリーを尊敬してくれていることは、私の大いに誇りとするところです。
私は自分の住む地域に対する奉仕について、ロータリークラブの会員として学びました。
多くのみなさんと同じように、我々も街に木々を植えました。路上で暮らす人々に食事を提供し、公園を掃除しました。
 自らの地域社会に奉仕することはまた、子どもたちを助けることです。それはたとえばアルコールやドラッグの危険性を知らせることや、思春期の仲間から受ける悪い誘惑にどのように立ち向かうべきかを教えることでした。
 まもなく私は、ボランティア活動に関する限り、ロータリーほどすばらしい仕事ができる団体はないということに気がついたのです。 このような経験を通して、私は一生ロータリーの仲間といっしょに活動を続けたいと、心の底から思うようになりました。

 ロータリーの力は、我々の会員の質に大きく依存しています。 当然のことながら、我々はみなひとりひとりが違った人間です。
 奉仕に身を捧げ、友情と寛容、国際理解を広めたいと願う熱心なロータリアンとなるために必要な資質を、誰もが持っているわけではありません。
 みなさんもお気づきのことと思いますが、現在ロータリーが必要としているのは、「質の量」すなわち、質の高い多くの人材です。

     ・・・中略・・・

 ロータリーの会員増強に関していえば、我々には目標とそれにいたる計画が必要です。
その計画とは、ロータリーが変わってゆくことです。
新しい若い会員を入会させ、ロータリーに新たな息吹を吹き込む必要性を、誰もが認識しています。そして新会員は、決して、何があろうとも、ただ会って食事をするだけの退屈なロータリークラブに入ったりはしません。
 ロータリーの会員は減っています。
 他の似たような組織も会員が減っているというのは言い訳にはなりません。教会や似たような奉仕団体もまた生き残りをかけて懸命です。
 JCは44%会員を減らしました。ライオンズやキワニスも会員が減っています。しかるに25歳から54歳の年齢層、すなわち社会の労働の担い手となっている人々の間で、ボランティア活動はかつてない活況を呈しているのです。
 鍵を握っているのはまさにこの人たちで、彼らは信じられないほど忙しいのです。 彼らに余分な時間はありません。 余分なお金もありません。仕事はつねに忙しく、暮らして行くのに精一杯です。それでも本当に意味があってやりがいのある奉仕の機会を探しているのです。

    ・・・中略・・・・

 ロータリーにはすばらしい価値があります。我々が時間やお金や、エネルギーや情熱を傾けるに値するものです。我々がその全身全霊を捧げるに値するすばらしい組織です。そして全身全霊を傾けて会員を増強する、これこそ、我々がなしうる最善の貢献なのです。
 親愛なるロータリーの指導者のみなさん。みなさんもそして私も、「ロータリーは分かち合いの心」を実践し、会員が新たな会員をもたらすという真のロータリーの夢、その「夢を形に」しなければならないのです。
現在、ロータリアンが何をしているのかに思いをはせるとき、我々はこれを将来だれが行うのだろうか?と自問せざるをえません。
 我々が行わねばならないことは簡単です。「会員増強徹底ガイド」を思い起こせばよいのです。
 このガイドには3つの単語しか書いてありません。 ASK ASK ASK (誘って、誘って、誘う!)
です。たったの3語です。
ASK ASK ASK
 会員増強はロータリアン一人一人の使命なのです。
 会員に会員を勧誘してもらうよう働きかける際には、ロータリー財団のスローガン「あなたも毎年100ドルを」を利用して、「あなたも毎年1名を」と呼びかけましょう。
 会員増強に関する限り、我々はだれもがみな「大口寄付者」でなくてはなりません。
 誰かがワクチンを届けなければ、ポリオはなくなりません。
 誰かが井戸を掘らなければ、子どもたちに安全な飲み水は届けられません。
 クラブ会員が会員候補をみつけ、ひとりでも多くの善男善女を、ロータリーへといざなわなければ、会員数は増えないのです。

  訳:高木直之(かながわ湘南RC)


 ロータリークラブも世界的に見ても、ある意味危機感を持っているようです。RI会長もRI増強委員長もここ数年来言われている、会員増強をさらに強化しないと現状維持ができないそんな危機感がひしひしと伝わってきました。わがクラブを見ても、対岸の火事とは言えない状況になりつつあります。
もし、一人も増強できずにこのクラブを楽しんでいたとしたら、自然減のみで20年後は22名になります。クラブの運営も四苦八苦し、存続の危機に立たされると思うのです。そうならない為にも、今、皆さんで会員を増やし、ロータリーの理想に近づこうではありませんか。会員が増えることにより、活気も出るし、何よりも世の中に貢献できると思うのです。
 目標、入会対象者20名発掘し、10名入会という大きな目標を掲げますので、皆さんよろしくお願い申し上げます。

 会員増強の具体的な方法は、8月22日のフォーラムで皆さんの声を聞かせていただきます。