相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第715回例会週報

2007-08週報目次
◆「オペラ ”ラ・ボエーム” について」
米山奨学生 徐 知善 君 


 プッチーニの傑作オペラ「ラ・ボエーム」
 雪が降る背景があるために冬にたくさん公演されています。今はクリスマスになると浮かぶオペラになりました。
 「ラ・ボエーム」の意味は「ラ」は冠詞で「ボエーム」はボヘミアン気質という意味です。ここでボヘミアンは芸術家または世俗の風習にこだわらなく自由に暮らす人々を意味します。
 パリ市の貧乏な地域ラテン区屋根裏部屋に若者たちが共に暮らしています。詩人ロドルポ、画家マルチェッロ、音楽家ショナル、哲学者コッリネ。 この人たちはお金はないけれど情があって友愛が深い人たちです。そして彼らの中で詩人のロドルポと恋に落ちる貧乏な女人ミミと自分の外貌を武器にお金持ちたちを籠絡しながら生きているムゼッタが登場します。オペラはロドルポとミミの愛の内容が中心になっています。
 消えている蝋燭をもって火を借りに偶然ロドルポの家に寄ったミミ、その二人はすぐに恋に落ちてしまいます。しかし病気にかかっているミミが負担があったロドルポは二ヶ月の同居生活を終わり、ミミと別れます。
 ミミが金持ちにあって健康を回復したと思っているロドルポに死にかけているミミがムゼッタの助けをもらいながら訪ねて来ます。そしてミミは愛するロドルポのそばで息が絶えてしまいます。
 貧乏だから恋人を守られなく別れてしまう気持ち、その気持ちをわかっているミミは後ろ向きになるけど、結局忘れられなくて最後の瞬間はいっしょにいた悲しい恋人たちの物語。
 機会があったらぜひ見て欲しいです。


<鈴木会員より徐さんの紹介>
「徐知善さんについて補足してお話します。この4月に行われる2780地区の地区大会では、RI会長代理として韓国の方が来られることから、徐さんが国歌を歌う予定です。
また徐さんは、アジア女子サッカー2008最終予選(北京オリンピックの予選)の日本対韓国の試合でも東京・国立競技場で国歌を歌ったとのことです。この秋からはプロフェッショナルとして活躍するそうです。
当会場にはあいにくピアノがありませんが、オルガンを弾きながら歌声を披露してくれるようですから楽しみにして下さい。」