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相模原グリーンロータリークラブ 第710回例会週報 |
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2007-08週報目次 |
◆「青少年の健全な成長を願って」 新世代育成委員長 内田 会員 |
今月は新世代育成の為の月間であります。大変やり甲斐のある部門を担当させて頂き有難うございます。いろいろな戸惑いはありますが得る物も大きいことを実感しています。02~03年度(佐藤 眞一会長)についで2度目の指名と言うことになります。奇しくもその年度の8月にインターアクトクラブの支援が、相模原北RCさんとの共同提唱の認証をうけてスタートして、その後に多少の紆余曲折を経て現在の単独提唱になった経緯があります。 |
◆「宇宙少年団活動報告」 日本宇宙少年団相模原分団分団長 澤井 政信 様 |
6年前の2001年9月9日にグリーンロータリークラブの皆さんに分団を設立していただき、その後も何くれと無くご支援をいただいており、クラブの皆さんには常々感謝申し上げております。おかげさまで全国にあります約130の分団と比べて、遜色のない活動を続けており、団員の子どもたちの自主性や科学的なものの考え方などの向上に役立っていると考えております。 団員の数は設立時には50名を超していましたが、その後やや減少して、現在は35名くらいになっておりますが、ホームページなどを見て入団を希望してくる子どもがとぎれることなく、新しい団員として活動しています。設立時には小学校低学年の子どもが多かったのですが、皆さんが成長するとともに現在では中心は小学校高学年から中学生になっており、特に中学生団員がリーダーの補助をしてくれる様子はとても頼もしくなりました。 活動の中心は毎月の例会で、内容を簡単な表にまとめました。この中で大きな活動としては「子どもゆめ基金」の助成を受けて行った「熱気球搭乗体験」や厚木分団や横浜分団など近隣の分団と共催して行った「水ロケット競技会」などがありますが、このほかに本部主催の「スペースアカデミー」にも積極的に参加して、この中のロボット部会を厚木分団と一緒に続けています。 「熱気球搭乗体験」では一般の小、中学生も公募して、200人くらいの子どもたちに気球搭乗を体験させ、大空への夢を持って頂きました。「こども基金」からは30〜40万円くらいの助成を受けてこのような企画を2年に一度くらいの割で行っています。熱気球は特に好評で、募集を開始するとすぐに定員一杯になります。 「水ロケット競技会」は今年で4回目を迎えました。昨年はこの競技会で優秀な成績を収めた団員2名がJAXAからインドネシアでの国際水ロケット大会に派遣され、12カ国の子どもたちと水ロケットを競い、又、国際的な交流を果たしてきました。又、今年はペットボトルの内圧を一定にする工夫を行って、競技としての条件作りに努力しています。このほかに、今年の8月には相模原市で行った銀河連邦設立20周年記念の水ロケット大会に協力して、団員の子どもたちが連邦から来た子どもの指導に当たりました。 夏休みのキャンプは特に団員が楽しみにしているもので、今年は好天に恵まれ、夜の星の観測が大成功でした。流れ星を始めて見て感激した子も何人かいましたし、人工衛星もよく見えました。 「スペースアカデミー」は中学生や高校生団員に将来リーダーとして活動できるようにするための教育の一環ですが、小学校4年生くらいから取り組んだ団員が厚木分団の林分団長の指導で3年以上も勉強を続けて、マイコンのプログラミングを学んでいます。今取り組んでいるのは「ホバークラフトのロボット化」ですが、これはロボコンでも取り上げたことがないくらいに難しいもので、このメンバーは失敗を繰り返しながら、科学的なものの考え方や、プロジェクトを作って目的を達成するという手法なども学んでいます。今月のワークショップで科学的なものの考え方について話し合ったときに、中学生としては実にしっかりした考え方を身につけているのに驚きました。 このように宇宙少年団では学校で学べないようなことを例会で取り上げて、知識偏重にならないように注意しながら科学全般に興味を持つような子どもの育成に取り組んでいます。 |