相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第674回例会週報

673回 | 675回 | 2006-07週報目次

◆年次総会

 年次総会
次年度理事の皆様

神座幹事 次年度に向けて総会を開催します。本日の進行は私が行います。まず会長からご説明お願いいたします。

山本会長 次年度はCLP(クラブリーダーシッププラン)の導入を検討しています。今までCLPについては原ガバナー補佐のお話を聞いて概略はおわかりかと思いますが、私の理解しているところをお話しします。
 CLPを取り入れても、ロータリーの活動組織の根本は変わりません。四大奉仕やロータリー綱領に変化はありません。もっと効果的な活動ができないかということで、RIが推奨しているものであります。強制ではありません。クラブにこのプランを入れてより強化できるかどうかはクラブに任されています。
 一番のポイントは、ロータリーは毎年単年度制で、一年一年の単年度で毎回やってきています。そうすると長期的な目標・成果が目に見えないものとなります。成果もその年度でしかわかりにくいものとなっています。単年度制から継続性を重点にして行うことが必要ということです。長期の目標も立てやすいし、指導者の継続性も次年度にスムーズに以降できます。組織も簡素化されます。各会員の委員会もダブって入ることもなく、それぞれに委員会に割り当てられることになります。クラブ全体がまとまり易いという面があります。
 2780地区でも東ロータリーがCLPを取り入れているので様子を聞いております。多少は混乱する面もあるようですが、導入しながら改善して行っているとのことで、2年3年後には導入するクラブも増えてくると思います。当クラブも次年度は導入を検討したいと思います。
 年次総会ではスケジュールを調整しなければいけないので、細則検討委員会で細則の手直しを加えて、なおかつ理事会でCLPについての委員会を作って、クラブ協議会でもご意見を聞いて決めていきたいと思います。クラブ総会でそのあたりの流れを了解していただければ、7月1日から新しい流れでスタートできると思います。

神座幹事 色々な経緯があって、この話になっていますが、会長・幹事・次年度等でCLPの導入についての研修会にも参加しております。私たちの年度でこれをどうするとは決定は出来ないところでありまして、行く方向付けを努力する立場にあります。次年度の会長の大野さんにCLPについての想いをお聞きしたいと思います。
 私は研修会に出たときに、クラブの自主性、創造性が尊重されていると思います。基本の理念は変わりませんが、クラブの指導者の引継が楽になると思います。バトンタッチの責任もあります。マラソンのような気もします。楽しい風通しの良い学べるクラブになっていくためには、強調し会えるシステムと思います。
 CLPは@自主性、A継続性、B簡素化の3つを感じています。5名以下の委員会は活動ができないという現状があります。10人いると3人集まります。1/3は来てくれます。5人ですと、1.5人ということでうっかりすると一人になってしまいます。当クラブは他のクラブよりも人数が多く有利な状況です。CLPは小さなクラブだけではなく大きなクラブにもメリットがあります。導入してすぐに成果が出るかどうかはわかりませんが、新しいシステムで活性化をしようということですので、大いに活用すべきと思いますが、クラブ運営には皆様の合意が必要です。
 これから2回のクラブ協議会でしっかり議論をしていきたいと思っています。全会一致で進んでいきたいと思います。私たちが決めたことではなく、方向性だけの問題です。これから皆さんの意見で物事が進んでいくとご理解下さい。
 それでは、大野さんご意見をお願いいたします。

大野会長エレクト 先週の役員選考委員会でお話が出たときに、導入の提案をしました。皆さんのお気持ちの中にも先延ばしでも良いのではないかとの意見もあるかと思いますが、一回導入して、その都度問題があれば是正していけば活性化して良いクラブになるのではないかと思います。
 先週、横山さんが次年度会長の手引きを見てくれと言われてすぐに見なかったのですが、その後中を見たら、CLP導入された後の委員会のしおりになっておりました。地区が出したものではないようです。RIの東京本部が印刷したもののようです。その資料は全国のロータリーへ配られているようです。RIからの指示が各地区に降りてきているように思えます。導入してから改善することも考えられると思います。
 CLPについては皆様のご意見を多く頂きたいと思います。ひとつよろしくご検討をお願いいたします。

神座幹事 大野さんが前向きの考えられていることをひしひしと感じます。皆様のご意見を頂きたいと思います。前会長の小川さんいかがでしょう。

小川会員 私は、CLPについては2、3資料を拝見しただけで詳しくは理解しておりませんが、来年やられる方が導入について前向きにという気持ちがあるわけですから、お気持ちを尊重したいと思います。何でも単年度では良くなく、良いものは複数年にわたってやることも良いと想います。単年度がお題目のようになっていたところもあります。新しく入った方は何でこんなに多く委員会があるのか・・・と思ったと思います。もっと少なくても良いと思います。あんまり兼ねない方が良いと思います。一人一委員会にした方が良いと思います。ただ、CLPを詳しくわかっていませんので、よく理解をした上で議論をしたいと思います。手続き的にはクラブ協議会で意見をまとめることで良いと思います。

神座幹事 具体的には理解の理事会で承認を得て、研修会を企画するという段階です。細則委員会を早めに選出して頂いて、その細則委員会の方々がCLP導入研究会の委員という形で進んで頂きたいと思います。例会以外にご参集いただいて検討会をすることになろうと思います。例会の変更という形になって、夕方5時〜7時に開催したいと思っています。前々年度の会長の渋谷さんお願いします。

渋谷会員 賛成の一人です。皆、クラブのスタートの時には何もわからなかったのに始めました。持つべきものは情熱なので、次年度会長がやりたいというのであればやるべきと思います。直すところは直していけば良いだけだと思います。

神座幹事 今井さんお願いします。

今井会員 CLPに関しては僕は本来情報委員会委員長として一番理解していなければいけないのですが、研修会には一度も参加しておらず、理解できていないので、この場では意見を差し控えてさせてください。原さんが一番理解されているので、原さんの意見をもう一度聞きたいと思います。

神座幹事 原さんお願いいたします。

原会員 ご指名ですのでお話しします。当初は、急いで変える必要があるのかとの意見もありました。地区の改革ではなくクラブの問題なので、RIが個々のクラブのことについて口を出すことはないという話もありました。職業奉仕を第一とするという流れを逸脱するのではないかとの意見もあります。ただ、これをやる一番の根本は、この10年15年で会員がどんどん減っているのです。ロータリーの魅力が失われているのを何とかしようということなのです。簡素化や継続性を出しつつアレンジを自由にするというものです。やってみる価値はあるかなと思います。
 ポイントは2つあります。継続性の前に長期計画が必要です。まずは自分のクラブの問題点や課題を出すことが必要と思います。中長期の計画作り、クラブのあり方の棚卸しが必要です。もう一つは地区との関係です。地区の11クラブのうち来年度に導入するのは8クラブです。CLPをやればやるほど地区の組織の欠陥を感じます。地区組織は継続性がありません。7月になって地区委員会が最初にやる仕事は名刺交換なのです。地区はほんとに継続性が難しいところがあります。CLPでクラブ運営がされればされるほど、地区も考えざるを得なくなります。
 そんな難しい話ではありません。時間が有る中で、皆さんと考えていただきたいと思います。

神座幹事 理事会前に皆さんのご意見をもっと頂きたいと思います。

佐藤寅蔵会員 CLPという単語の意味がわかりにくいところがあります。ロータリーの一番良いと言われていたところが単年度制です。我々の15年度の間で継続性の話も何度も出ています。結果として一年で良いところもあります。どれが一番良いのかは良く考えた方が良いと思います。継続することは事業としてはとても良いと思います。ただ、毎年役の人たちがそれを経験できるという仕組みは壊さない方が良いと思います。毎年ポジションを経験することが大切だと思います。なんとなくそう思います。
 CLPという単語で来られると内容がわからないのですが、全体としてはクラブが向上できるかどいうかという話だと思います。継続の合意事項が一つ二つあってやっていくことは良いと思います。改善すべきところは改善してやっていくということであれば良いと思います。

神座幹事 私が皆さんに聞かれてわかることは少ないと思います。ただ、クラブの活性化をするのに大いに活性化すると感じたわけです。会員の中から、もっと具体的な勉強会とか商取引の研修会をしたいという話もあります。自分の人間性を高めたり、出会いやビジネスの期待もあります。色々な意味でクラブリーダーシッププランは実質的な勉強会が出来ると思います。基本は絶対にはずしてはいけないと思います。何か刺激が欲しいと感じております。比較的新しい会員の村田さんお願いいたします。

村田会員 私もCLPは言葉としては最近聞いているだけです。自分の3年間やってきた印象では単年度と継続性とはわけてやっていくべきものと思われます。私はたまたま今回職業奉仕の関係で原稿を書いたときに自分なりに色々調べた時に、私が勝手に理解をしたのは基本的にはロータリーは、異業種交流会なんだということです。同じ志をもった人間が良い社会を作っていくためには良い仲間が集うことが必要とのことです。それが委員会という形になっています。さらなる向上と自己研鑽の場にしていくことが必要です。自分がここに来る楽しみは自分が磨かれたり、異業種の情報がとれるということだと思います。

神座幹事 金子さんいかがでしょう。

金子会員 意見は特にありません。人の意見を聞いて勉強している段階です。

神座幹事 次回の理事会で研修会の内容を決めて、細則委員会の委員を選出して、その方々のご意見も聞いて進めていきたいと思います。大野次年度の意思も良くわかりましたので、進んでいく船の舵取りに前年度の役員として貢献していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 なお、次期の役員は以下の通り選出されました。
 会長 大野隆雄
 会長エレクト 佐藤眞吾
 副会長 内田茂一
 副会長 金子英行
 幹事 平井良和
 会計 高橋正之
 会場監督 守屋 譲
 理事 小橋雄樹
 理事 福山 茂
 理事 鈴木千夏子
 理事 今井 睦
 理事 山本正司(直前会長)
 理事 神座磯男(直前幹事)