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相模原グリーンロータリークラブ 第629回例会週報 |
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628回 | 630回 | 2005-06週報目次 |
◆「宇宙少年団活動報告」 日本宇宙少年団 相模原分団 分団長 澤井 政信 氏 |
私どもの相模原分団を立ち上げて頂きましてから、すでに4年が経過しました。その間、グリーンロータリークラブの皆様には物心両面からの並々ならぬご支援を頂き、誠に感謝に堪えません。また、今年の8月には多くのクラブ員の方々から多額の賛助金を頂き、最近では支援委員会の方々が団員やリーダーをもっと増やすためには、どうすればいいかを考えておられるご様子をうかがいまして、大変ありがたく思っている次第です。厚く御礼申し上げます。 発足当時は小学生、それも低学年が主でしたが、現在は団員数31名、リーダー10名で、団員の内訳は中学生7名、小学生の高学年18名、低学年5名、幼児1名で、団員もだんだん成長してきています。ただ残念なのは、中学に進学するとクラブ活動のために時間が取れないとの理由で、例会に出席できなくなって、退団してしまう子どもが多いということです。しかしながら、なかには「将来はリーダーとして戻って来たい」という挨拶を送ってくる子どもいて、これまでの我々の活動で何かをくみ取ってくれたのかな、と喜びを感じることもあります。 昨年度は毎月の例会のほかに大きなイベントを二つ行いました。一つは8月に厚木分団と共同で行いました「水ロケット大会」です。もう一つは「子どもゆめ基金」の助成を受けて秋に行いました「子ども宇宙教室」でした。この二つのイベントに際しまして、グリ−ンロータリークラブの皆様から大変ご助力を頂きました。改めてお礼申し上げます。 「水ロケット大会」では宇宙研の的川先生も一日中一緒になって子どもたちと水ロケットを楽しんで下さり、自分の知っている記録の中でかなり上位の記録が出た、とのお言葉まで頂きました。この大会は、今年度は「水ロケット競技会2005 in Kanagawa &Tokyo」として東京の分団にも参加を呼びかけて、大きく行うことが出来ました。今後はますます発展させて、将来は関東地区大会から全国大会にまで広げたいものと考えています。 「子ども宇宙教室」は相模川自然の村・ビレッジ若あゆで一泊2日で行いました。相模原市や近郊の小、中学生が50名以上参加して、4人の先生から「太陽系の大きさ」「隕石の話」「手製のプラネタリューム」「モデルロケットの製作と打ち上げ」などの授業を受けました。最後にアンケートを行って、その中で質問を書いてもらいましたが、各講師の先生がしっかり答えて下さって、子どもたちには大変良い影響があったと思っています。 最近は近くの分団との交流もなるべく取り上げるようにしていますが、その一つとして、本部の企画によるいるスペース・アカデミーについてご説明しようと思います。これは中学生を対象にして将来の少年団のリーダーを育てるための企画で、一昨年から始まりました。最初は中学生がほとんどいませんでしたので、私一人の参加でした。その手法は、子どもに何をやりたいか、を考えさせ、それを整理して三つのテーマに絞り、おのおのについて子どもに企画を立てさせ、さらに小学生を指導して実施するというものです。その中でプロジェクトの作り方、進め方、会議の仕方なども学びます。 分団が参加しているのは、「ロボットを作る」というテーマで、小学校4年生以上の団員6名が厚木分団や横浜分団の子どもたちと一緒になって活動しています。そして厚木で行われている毎月1回のワークショップに参加しています。このワ−クショップでは、まずワンボードマイコンのPICマイコンという小さなボードを部品一つ一つの半田付けで作り、それにノートパソコンからプログラムを送って命令を実行させることから始めました。もう1年になりますが、始めて命令が実行されて、文字が浮かんだ時には、みんな大喜びでした。このボードを使って、ロボットのモーターを制御する考えで、もうサーボモーターを動かすところまで進んでいます。 この仕事には、厚木分団の林分団長が大変な努力して下さっており、普通ではとても出来ないような活動ですが、それにしても、最近の子どもの興味がどの辺にあるか、を考えさせられるような活動です。この活動を見学して、すぐに分団に入団したいと言い出した子どもが何人かいました。 今年になってからの活動は、以下、スライドと映像でご説明しようと思います。
1)毎月の例会活動の写真、および「子ども宇宙教室」「水ロケット大会」などのスライドショーと説明。 2)今年の10月例会として弥栄西高の物理教室で行った液体窒素の実験のビデオ
以上 |