相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第527回例会週報

526回 | 528回 | 2003-04週報目次
◆海外旅行について
宮崎泰光 会員

1.私と海外旅行
 私が海外旅行について卓話をするのは適当でない気がします。当クラブにも私よりはるかに多く海外旅行をされている方がおられる筈ですから、私よりもっと有意義なお話をされることでしょうから。
 先日私が国際大会参加の報告をしましたのがこの題目をいただくきっかけになったのかもしれません。パストガバナーには国際大会20回以上、海外旅行350回という方もおられます。私は60才になる迄はほとんど海外旅行をしませんでした。
 しかし妻の友人に旅行の好きな人がいまして、そのおさそいで一緒にでかけるようになりました。
 もちろんそれ迄も海外旅行をしてみたいという夢は持っていましたが仕事に追われる身で無理だと思っていました。ロータリーに入会して2年続けて国際大会に参加したのも海外旅行のきっかけにはなりました。
 60才は人生の一区切り。これからはいろんな楽しみをもった人生をとも考えました。それからは年に2回、多い時は3回は海外に出掛けております。

2.海外旅行で得たものは、人類は皆兄弟ということです。皮膚の色や外形は違っていても皆同じ人間だということ認識できたことでしょう。それと同時に風俗、習慣、生活様式の相違も実感することができましたし、させられました。素晴しい自然の景観、歴史遺産、伝統ある街並、おいしい食事、珍しい食物等得られるものも数多くあります。
 さらに私にとって魅力があるのは、日常生活から切り離され全く別の世界に入れるということです。歴史を感じ異なった環境の中に身をおくことによってもたらされる、新鮮な感動と解放感は貴重なものです。
 ただいつも残念に思うことは旅行の前に十分な準備ができなかったことです。直前ぎりぎり迄仕事に追われ、空港にかけこみ、帰国後は留守中の穴埋めをするという時間との戦いはあまり良いものではありません。ある程度の時間の余裕をもって旅行先の歴史、地理、風俗、生活環境等の知識をもっていれば旅行も一層楽しく有意義なものとなることでしょう。
 そんな点から見れば私の旅行は何日間か外国に行ってきただけで帰れば何も残らないという感じで、反省しています。

3.どこが良かったか、ということを良く聞かれます。それは国名の場合もあり買い物にはということもあるでしょう。しかし観光旅行ですから見て楽しい、見る価値があるということになるでしょう。それなら私はエジプトだと思います。歴史の古い点はそれだけでも意義があるのでしょうが、その遺産は圧倒的な力を見せつけます。ピラミッド、カルナック神殿、アブシンベル神殿等々、ナイルの景観も素晴しい。砂嵐の時期をさけるとか時期の選択も大事でしょう。
 ただ心配される治安の問題は観光警察がいたる所に配置されており一応大丈夫ではないでしょうか。食事はまずい、食べられないというのが日本では有名ですが、私にとっては良い食事でした。油と香料の問題でしょう。ご一緒に旅行できる日を楽しみにしております。