相模原グリーンロータリークラブ
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＜パレスチナとのふれあい＞
　今春、われわれのクラブでは、「レバノン―パレスチナ難民キャ ンプ」の子供達（5人＋付き添いの成人女性1人、計6人）を、NPO の「パレスチナ子どもキャンペーン」等と協力して日本に招待しま した。
　彼等は3月17日に来日し、その後4月5日まで滞在し、ふれあ いの輪を広げました。宿泊先の五色塾での、「子ども達どうしの交 流」はまことに心暖まるものでありました。
　彼等は「パレスチナのハート」実行委員会（相模原市民が中心の ボランティア）の後押しにより、絵画を軸とする各種交流を行いま した（NHK等、多くのマスコミに取り上げられた！）。
　これらは市内在住の画家である上條陽子さんの熱意により実現し たものである。上條さんは御自身の難民キャンプでの「絵画指導ボ ランティア」を通じ、パレスチナ難民の悲劇を、身をもって感得さ れこの企画を思い付いたものである。
　もとより大海に一石を投じる試みにすぎないかもしれませんが、 直に、難民青少年と「心のふれあい」を持てたことは貴重な体験で ありました。我々自身もパレスチナ問題の難しさ、根の深さを痛感 した次第です（人類の20世紀からの大きな宿題→現状は深刻！）。
　ともあれ、難民青少年の夢づくりに少しでも貢献できれば幸いと の一念でありました。
　当クラブでのかかわりは、上條さんの卓話に感激した福山会員、 井上巧 職業奉仕委員長、その他の方々の熱き思いによるものでし た。われわれ相模原グリーンRCの担当企画は、（1）来日の後押し、 （2）2日間の会員家庭でのホームステイ（×4家族）、（3）「ふれあ い」バーベキューのセット→3／25に大島キャンプ場、（4）延べ2 日間の日本見学セット〔鎌倉、ライオンキング観賞等〕、（5）期間 を通じての宿泊・移動・食事手配と一部費用負担などであります。 　限られた期間でありましたが、会員一同、「心のこもったふれあ い」、「得難いふれあい」を味わうことができました！

（2002/04/25　原　幹郎）