相模原グリーンロータリークラブ
↑ トップページへ ↑

相模原グリーンロータリークラブ
ロータリーについて
HOME     クラブ紹介
ヤング&ワールド     活動記録
掲示板 (どなたでも投稿できます)

What's SAGAMIHARA | 街角スポット | ロータリーについて | グリーンあれこれ

<職業奉仕の今日的な意味>

(1) まず、職業奉仕の基本は?→それは人間の在り方そのもの!
「自他不二」の思想! 自他の衝突と協調は人類永遠の課題!
日米の職業観の相違もあり、きちきちと定義する要なし?
背景を理解! Keyは【日米&戦後】、これを解きほぐそう。
日本では職業をBusiness(事業)、米国(RI)ではVocation
(天職)をイメージ! Profession(専門職務)の方にとって、
職業奉仕は解りやすいのでは?
ポイントは「奉仕する人の団体」として平生の心がけをより
正しく、高く心がけることであろう。
平生の中心に職業がある。
社会奉仕と区分けし、ポイントを整理する意味合いのみ!
その上で、「21世紀初頭の『大変革の時代』をどう生きるか?」
が課題。頻発する社会リーダーの不祥事(戦中&団塊世代)!
その際の、行動基準としての「倫理」も結局は「教養ある
なしの問題」?ロータリアンは更に更に「教養」を磨こう!
倫理観のベースは教養である。以前は修養(武士道、恥)?
人生を支える「教養」とは何か?が肝要! 
知らないことを知ること。意味への意志!Total situation!
戦後の日本は拝金主義に堕した?他の視点が欠落していた。
本音と建前の乱用→!いい加減、葛藤逃避!
従来の価値観を他力により、一挙に葬ったので、共通の支え
は経済至上主義! 今や弊害(職業中心の人生観)の露呈?
「当代に於いて儲かるかどうか」のみの、価値観の貧困さ!
「教養」とはより人間らしく生きる意志の下で涵養される!
この点、昨今のロータリー(世間全般)の不祥事は「教養欠
落」にも原因がある?時代観、全体観の欠落!
やみくもな増強の弊害。会員の相互啓発が急務!
→ロータリーのみが世直しをしているわけではない。
思い上るな!もっと謙虚に、足元を見つめよう。
より自主的、主体的、多面的に生きよう!

(2) 職業奉仕、社会奉仕の今日的意味
『大変革の時代』の背景は経済成長の限界!飽和の時代!
Keyは【コミュニティー全体の調和】か?
(宇宙船地球号としての物理的限界、加えて人口爆発&
南北問題、情報化による世界的な課題共有、環境破壊
→全体観、ほどほど、ウェルバランス)
『コミュニタリアニズム』の時代!
→NGO、NPO、1975年にハーバード大学G.C.ロッジ氏提唱
"地域と共に、進歩から共生!" 
職業人より地域人としての重みが増す!
ここに社会奉仕→地域奉仕の今日的な意味がある!
今まで以上に、地域奉仕の重要性に着目する必要がある!
仕事だけにしか目が届かない人間は時代遅れ。
各人がコミュニティーを支える時代!みんなで我が町づくり。
ただただ従来の勤勉主義、仕事中心主義のみでは不都合。
終わりなき拡張の論理はNO! 闇雲な競争社会はNO!
意味ある仕事(生き方)の模索! 手探り状態ではある。
―各人各様に模索せざるを得ない!
若人の就職観でもうかがえる。若者も大いに迷っている!
「奉仕する人の団体」として平生の心がけを基本とする
ロータリー、しかし今まで以上に意味ある「地域奉仕」に
関わることが求められている!
But→必ずしも「成果志向」を意味しない。
週一昼食会の個々のRCにその力はないであろう
(対―NPO、行政、専門団体等)。
意味・意義の追及。本当のニーズを学ぶということ!
行動基準としての「倫理」も当然に時代の変化とともにある。
時代の変化を感得する力も、ロータリアンに求められている!

(2002/04/24 原 幹郎)